【学窓調査隊】あなたはどんな使い方? 大学生の手帳事情を調べてみた【学生記者】

高晃

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こんにちは、横浜国立大学の経済学部3年の高晃です。
大学生になると、バイトやサークル、学部の友達やゼミなど、複数のコミュニティに所属することになる人が多く、それぞれのコミュニティごとの予定をしっかり管理しなければなりません。そんなとき、大学生が予定管理に使うものとして手帳が挙げられると思います。しかし、なかなか自分にあった手帳を見つけられず、とりあえず高機能な手帳を買ってはみたものの持て余している、といった人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、大学生が実際にどのような手帳を使っているのか。そしてどのようにして予定を管理しているのかについて、いくつかのテーマに分けて調査してみました。

調査のもととなるデータは、大学生401人(男性201人/女性200人)に対するwebアンケートと大学生4人(男性3人:Aさん理系2年/Bさん文系3年/Cさん文系4年、女性1人:Dさん文系3年)に対するヒアリングで行いました。

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テーマ1 大学生はどれくらい手帳を使っているのか?

まずはアンケートの結果から見てみましょう。

Q1 .あなたは予定管理に手帳を使っていますか?

はい……227人(56.6%)
スマートフォンと併用して使っている……79人(19.7%)
いいえ……95人(23.7%)

さらにこれを男女別にみてみると
<男性>

はい……98人(48.8%)
スマートフォンと併用して使っている……36人(17.9%)
いいえ……67人(33.3%)

<女性>

はい……129人(64.5%)
スマートフォンと併用して使っている……43人(21.5%)
いいえ……28人(14.0%)
と、女性のほうが手帳を使っている割合が高くなっています。

さらに、これを学年別に分けてみると

表のようになります。男性に注目してみると、「はい」と答えた人の割合が1年生と、2年生から4年生の間で大きく上昇していることがわかります。「いいえ」と答えた人の割合も学年が上がるごとに減っていき、4年生ではスマホと併用するという人も含めると8割近くの人が手帳を使用しているようでした。

一方、女性では「はい」と答えた人の割合が学年が上がってもほとんど変化がありませんでした。学年問わず、6割から7割の人は基本的に手帳で予定を管理しているようです。また、どの学年帯で見てみても、男性よりも女性のほうが手帳の使用率が高いということが分かりました。

ちなみに、私が直接ヒアリングをした4人は、全員スマホと併用することはせず、予定は手帳のみで管理しているということでした。

テーマ2 大学生はどのような手帳を使っているのか?

手帳にもいろいろな種類のページがついている高機能のものから、シンプルなものまでさまざまなものがありますが、大学生はいったいどのような手帳を使っているのでしょうか。まずはアンケートの結果を見てみましょう。

Q1 .あなたが使っている手帳にはどんな種類のページがありますか?(複数回答可)


第1位 見開きがひと月のカレンダータイプ……252人(82.4%)
第2位 フリースペース……142人(46.4%)
第3位 週間バーティカルタイプ(時間ごとのスケジュール管理ができる)……73人(23.9%)
第4位 週間レフトタイプ(見開きの左ページが1週間分の予定を書くスペース、右ページはメモスペースなどになっている)……52人(17.0%)
第5位 週間ホリゾンタルタイプ(左ページに4日分、右ページに3日分の記入欄がある)……22人(7.2%)
第6位 1日1ページタイプ……16人(5.2%)

Q2 .そのなかで、予定を書くのに主に使っているページはどれですか?

第1位 見開きがひと月のカレンダーページ……211人(69.0%)
第2位 週間レフトページ……29人(9.5%)
第3位 週間バーティカルページ……28人(9.2%)
第4位 フリースペース……18人(5.9%)
第5位 週間ホリゾンタルページ……11人(3.6%)
第6位 1日1ページ……5人(1.6%)

8割を超える学生が、カレンダータイプのページがついた手帳を使っているということが分かりました。さらに、Q1とQ2を比較してみると、多くの学生はカレンダータイプ以外のページもある手帳を使っているものの、予定を書くのはカレンダーのページということが多いようです。

カレンダータイプは、「ある」と答えた人252人のうち予定を書くのに使用している人が211人おり、「ある」と答えた人の8割以上の人が予定を書くのに使っている一方、週間バーティカルタイプ(ある:73人、使用:28人)、週間レフトタイプ(ある:52人、使用:29人)、週間ホリゾンタルタイプ(ある:22人、使用:11人)、1日1ページタイプ(ある:16人、使用:5人)といった、本来予定を書くためにあるページでは約半数の人しか予定を書くのに使っていないということが分かりました。

カレンダータイプを使う理由として多く挙げられたのは、カレンダータイプに書くことで一ヶ月という長い単位で予定を把握できるようになるというもの。一方、週間レフトページや週間バーティカルページに予定を書き込む理由としては、予定を書くスペースが広いので詳細まで書き込めるというものが挙げられていました。

さて、ここからはどんな手帳を使っているのかというヒアリング調査の結果です。

カレンダーとフリースペースしかない手帳を使っていた3人に共通していたのが、「予定の管理はカレンダーページさえあれば充分だから、それ以外のページがついている手帳を買う必要がない」というものでした。カレンダー以外に、バーティカルもついた手帳を使っているBさん(文系3年男性)は、ひと月の予定を把握できるカレンダーで予定は管理するが、最初に買った手帳がこのタイプで、毎年同じものを買っているために、今でもバーティカルページもついた手帳を使っているということでした。

手帳は、ついつい高機能なものを買って、さまざまなことをまとめて管理したいと思ってしまうものですが、大学生のうちは予定を書くページがひとつあれば十分といえるのではないでしょうか。

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