質素な男部屋をおしゃれにするコツ&すぐ試せる収納術 2ページ目
男性の部屋でもすぐに片付く「おしゃれな収納術」
少し前までは、収納といえばポリエチレンなどの衣装ケースがオーソドックスでしたね。上にふたをするタイプのものか引き出し型で、押入れにすっぽり入る納めやすいタイプ。一人暮らしの部屋の収納スペースで、自分自身が使いやすく、見られてもOKな収納のポイントは2つ「棚式」&「コンパクト収納」です。
男部屋のおしゃれ収納術1.クローゼットの使いかたは「棚式」
まず、スーツなどの洋服は掛け、オフシーズンのものは衣装ケースに入れます。そして、残ったスペースの押入れやクローゼット内にシェルフ(棚)を作ってしまいましょう。これだけで、ほとんどのものが片付きます(棚がすぐに用意できないときは、(後述の)衣類収納袋やケースを重ねていきます)。
掛ける洋服が少なければ、カラーボックスやスチールラックを押入れやクローゼット内に入れてしまいます。とにかく棚式になっていることが大切です。棚の段数は、できる限り多いことも片付けやすいポイントになります。
男部屋のおしゃれ収納術2.コンパクト収納
次に、100円ショップ(で十分!)やホームセンターで購入した、衣類収納袋やケース(なければ、かごなど)でアイテムをまとめていきます。ここでおすすめのポイントは、できる限り「同じサイズ」の衣類収納袋などを集めることです。
ひとつの大きさは、セーターやシャツが8~10枚入るものが一般的。寸法は約幅52×奥行32×高さ25cmくらいになっていますが、押入れやクローゼット内に用意した1段ごとの棚の奥行や幅に合わせて向きは変えても構いません。向きを変えてしまう場合は、なかが見えにくくなるのでラベルを張るか、書いておき、中身がすぐにわかるようにしてくださいね。
男部屋のおしゃれ収納術3.同類・同種でまとめて、ゆとりはゆとりのままで
そして、用意した収納袋で、同じ種類のものを詰めて(まとめて)いきます。例えば、TシャツはTシャツ。トレーナーはトレーナー。靴下は靴下など、同類のもの、同種のものをまとめましょう。フリースなどがかさばる場合には、無理して押し込めず、3~4枚ごとがベターかもしれません。
この収納のポイントは、同じものがひとつのところにあり、そこへ出し入れしやすいということ。ときには、最近フリースが増えて、トレーナーが減ったということがあっても、1、2枚なら他と合わせますがそれ以外は個別に。種類ごとに分けおくことが、使いやすさや収納しやすいことのコツになります。
収納袋やケース内にゆとりがあってスカスカしてる……と思っても、そのままにしてゆとりはゆとりのままでこの収納のコツ。新たなものを追加するのも、出し入れするのも、パンパンに詰まった状態よりも取り出しやすいほうが収納しやすくなります。