一人暮らしに必要な家電は? 選び方のコツも解説

編集部:はまみ

お気に入り!

あとで読む

一人暮らしを始める際、家電付きの賃貸物件でない限りは、生活に必要な家電製品をそろえる必要があります。では、初めての一人暮らしで失敗しないためには、どんな家電をそろえるといいのでしょうか? 今回は「おすすめの家電と選び方のコツ」をまとめてみました。

1人暮らしに必要な家電は? 選び方のコツも解説

▼こちらもチェック!
一人暮らしの初期費用はどれくらい? 引っ越す前に知っておきたい基礎知識

おすすめ家電1.やっぱり必要!? 冷蔵庫

おすすめ家電1.やっぱり必要!? 冷蔵庫

実家から何も持って行かないと想定し、一人暮らしでそろえておきたい家電製品としてまず挙げられるのが「冷蔵庫」です。毎回必要最低限のものを買ってきて、それをすぐに消費するのなら必要ないかもしれませんが、余った食べ物や飲み物を保冷・保存するためには必要不可欠です。

冷蔵庫の選び方のコツは、「容量」「サイズ」を重視することです。一人暮らしなら、容量は100-200リットルサイズのものが適しているといわれていますが、自炊する人は150リットル以上、自炊しないのなら150リットル以下でいいでしょう。横幅・高さ・奥行きといったサイズも、新居の冷蔵庫を置く予定の場所の寸法をあらかじめ測っておき、それに適したものを選ぶとトラブルを避けることができます。

冷蔵庫には、同一庫内で冷蔵と冷凍ができる1ドアタイプと、それぞれが別になっている2ドアタイプのものがあります。150リットル以上のサイズのものは基本2ドアタイプになりますが、2ドアタイプを選ぶ際は冷蔵庫が上側のものを選ぶのがおすすめ。冷蔵庫のドアが上側だと、しゃがむ必要がないため、腰への負担を軽減させることができます。価格帯としては150リットル以下が1-3万円(それ以下のものもあります)。容量が150リットル以上のものは、メーカー品は5万円前後、プライベートブランドなら3万円前後で購入することができます。

おすすめ家電2.あると便利な洗濯機!

おすすめ家電2.あると便利な洗濯機!

次に必要なものとして挙げられるのが「洗濯機」です。学生だと、「コインランドリーを使うから必要ない」という人もいますが、やはり部屋にあると便利です。もちろん、入居物件に洗濯機置き場がなかったり、洗濯機用防水パンが設置されていないのならコインランドリーを使わざるを得ませんが、そうでない場合は購入することをおすすめします。

洗濯機も冷蔵庫と同様に「容量」「サイズ」の二つを重視しましょう。一般的な容量は4-5キログラム。この容量のものを選べば不足はないでしょう。サイズは、洗濯機置き場・洗濯機用防水パンの寸法を先に測っておき、それに適したものを買えば設置も問題ありません。その際、上蓋(あげぶた)タイプかフロンドドアのドラム式かによってサイズ感が変わるため、そこも考慮して選びましょう。

また、洗濯機は製品によって振動が大きく異なるので、できるだけ静音性の高いものを選びます。乾燥機能付きならば、洗濯物を干す手間が減るので便利ですが、価格が高めなのがネック。洗濯機の価格は、メーカー品なら4万円前後が一般的な価格です。安価なプライベートブランドなら、2万円前後で購入することもできます。ドラム式や乾燥機付きなど機能が充実しているものは10万円前後とかなり高くなるので、どうするかはお財布と相談ですね。

おすすめ家電3.電子レンジは外食派でもあると便利

おすすめ家電3.電子レンジは外食派でもあると便利

「電子レンジ」もあると便利ですので、できればそろえておきたいものです。自炊派は電子レンジを活用することで調理時間を短縮できますし、自炊をせずにお総菜を買ってくるという人も自宅で温めるのに使えます。外食派の人も、何かと使う機会が多いはず。

電子レンジには、レンジ機能だけのものと、オーブン機能を備えたオーブンレンジの二つのタイプがあります。自炊をする人はオーブンレンジ、そうでない場合はレンジ機能だけのものを選ぶといいでしょう。電子レンジの価格は、レンジ機能だけなら1万円までの価格で購入できます。

オーブンレンジは、プライベートブランドなら1万円台、メーカー品でも安いものなら1万円台で購入できますが、スチームオーブン機能など、よりよい機能を求める場合は高額になります。

おすすめ家電4.炊飯器も買っておこう

おすすめ家電4.炊飯器も買っておこう

完全外食派でなければ、「炊飯器」も購入することになるでしょう。炊飯器を選ぶ際に押さえておきたいポイントは「炊飯量」と「加熱方式」です。炊飯量は、例えば「最大で○合のお米が炊けます」というもので、だいたい5.5合炊きのサイズが一般的です。一人暮らし用に3合炊きのサイズもありますが、自炊するなら5.5合炊きがおすすめ。そうでないのなら3合炊きのものを選べばいいですね。

「加熱方式」では、マイコン炊飯器とIH炊飯器の二つのタイプがあります。マイコン炊飯器は、炊飯器の底部分に内蔵されたヒーターで釜を熱して炊飯を行うもの。IH炊飯器は、電磁誘導加熱によって釜全体を温めて炊飯を行うものです。IH炊飯器の方が全体に熱を伝えるため、おいしくお米が炊けるといわれています。

IH炊飯器は安いもので1万円台、高いものだと10万円以上のものがあります。一方のマイコン炊飯器は、5合炊きのものでも1万円以下のものがあるなど、安価なのが魅力。お米の炊き加減にこだわるならIH炊飯器。そうでないならマイコン炊飯器を選ぶといいでしょう。

おすすめ家電5.掃除機も必ずそろえておこう!

おすすめ家電5.掃除機

最近では、安価で使い勝手のよい「使い捨てタイプのフロアモップ」を利用する人が多いので、一人暮らしだとあまり掃除機の出番がなかったりします。ただ、吸引してゴミを取り除く掃除機は、フロアモップで取りきれないゴミでもきれいにすることができるため、非常に便利です。

掃除機を選ぶコツとしては、まず掃除機のタイプに注目しましょう。掃除機には、本体に車輪とホースが付いたキャニスタータイプや、手で持ち運びできるハンディタイプなどがありますが、初めての一人暮らしならキャニスタータイプを選ぶといいでしょう。

他には、静音性能・本体重量・集じん方法も考慮しましょう。静音性能が高いものだと、掃除機特有の甲高い音を抑えることができ、近所に迷惑をかける可能性が減ります。本体重量は、ワンルームならそこまで重視しなくてもいいですが、できれば軽いほうがいいですね。集じん方法は、吸引したゴミを紙パック内に集めるものと、内蔵のダストカップに集める「サイクロン式」のものがあります。一般的に紙パック式の方が吸引力が高いといわれているため、最初に買うのなら紙パックタイプがおすすめです。

紙パックタイプの価格は安いものなら1万円以下で購入できますが、静音性能が高く、本体重量が軽くなるにつれて高価になります。サイクロン式もジェネリック家電やプライベートブランドだと1万円前後で購入可能。こちらも高性能になるほど価格は高くなります。

他にはどんな家電が必要?

他にはどんな家電が必要?

冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・掃除機以外では、例えば以下のような家電の購入が予想されます。

●テレビ
●HDDレコーダー
●ドライヤー
●アイロン

テレビやHDDレコーダーは、パソコンがあれば必要ないという人も多く、持っていないという大学生も少なくないでしょう。そのため、買うとしても26インチ以下のサイズで、1-3万円で買えるプライベートブランドのもの、というケースが多いようです。ドライヤーやアイロンは、価格と機能性のバランスを考えて購入するといいですね。ただ、アイロンは意外と使う機会がないので、そこまで機能が高いものでなくてもいいかもしれません。


一人暮らしに必要な家電と選び方のコツや、参考価格をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか? 初めての一人暮らしだとあれこれそろえたくなりますが、後になって「必要なかった」となるものもあったりします。購入する前にしっかりとリストアップし、配置する場所のサイズを測っておくなど、準備を怠らないのが、一番のコツといえるでしょう。

(中田ボンベ@dcp)

関連記事

「入学・新生活」カテゴリの別のテーマの記事を見る

おすすめの記事

合わせて読みたい

編集部ピックアップ

学生の窓口会員になってきっかけを探そう!

  • 会員限定の
    コンテンツやイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

  • QUOカードPayが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

一歩を踏み出せば世界が変わる無料会員登録

この記事に関連するタグ

あなたのきっかけを探そう

気になる #キーワード をタッチ

テーマから探そう

あなたへのきっかけが詰まった、6つのトビラ

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催