一人暮らしにぴったりな洗濯機の選び方! 容量・サイズ・機能をチェック
一人暮らしを始めるなら、できれば「洗濯機」もそろえたいものです。「近所にあるコインランドリーを使う」という人もいらっしゃいますが、やはり家で洗濯ができるのは便利なものです。そこで今回は、この春に1人暮らしを始める人の参考になるよう、「一人暮らしにょうどいい洗濯機の選び方」をまとめました。
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洗濯機が置ける部屋なのかどうかを確認しよう
そもそもの話ですが、洗濯機を購入する前に、入居予定の物件が「洗濯機設置可能」なのかを確認しておきましょう。さすがに昔ほど多くはありませんが、大学生向けのワンルーム物件では、洗濯機置き場がなかったり、洗濯機用防水パンが設置されていないところもあります。その場合は、洗濯機を購入しても置けませんから、まずここをチェックしておくべきです。
洗濯機の容量はどうすればいい?
洗濯機を選ぶ際は、まず「容量」を見ましょう。洗濯機には、一度に洗濯できる最大量が定められており、例えば容量表示が4キログラムなら、最大で4キログラムまでの衣服を一度に洗濯できるということです。
洗濯機の容量が小さなものは3キログラム以下、大きなものでは10キログラム以上のものもあります。単身世帯用としては、4-5キログラムの容量が適しているといわれています。よっぽど長期間洗濯物をためない限りは、1人暮らしならこの容量で十分でしょう。
洗濯機のサイズもチェック!
容量だけでなく「本体のサイズ」も重要なポイントです。洗濯機置き場はもちろん、洗濯機用防水パンのサイズも全て同一の規格ではないため、置き場所に適さないサイズの製品を買うと設置するのが難しかったり、設置できないこともあります。
ですので、まずは設置場所のサイズを先に測っておき、それに適した製品を買うといいでしょう。その際、横幅や奥行きだけでなく、高さも大事なポイント。本体サイズが高すぎると、水道の蛇口が邪魔になって置けなかったりします。また、上蓋(あげぶた)タイプの縦型かフロンドドアのドラム式かでもサイズ感が変わります。上蓋タイプなら上側に余裕をつくり、フロンドドアならドアがちゃんと開けられるように注意しましょう。
乾燥機能などその他の機能は?
その他には、機能性にも注目したいところです。例えば「乾燥機能」です。乾燥機能が付いているものだと、あらためて干す必要がありません。「干すのが面倒」という人にはまさにうってつけの機能です。
乾燥機能には、約65度の温風で乾燥させるヒートポンプ式と、約100度の熱風で乾燥させるヒーター式がありますが、前者の方が生地を傷めることなくふんわりと乾燥させることができるといわれています。また、洗濯機は大きく振動するため、それが騒音となります。ですので、隣近所に迷惑を掛けたくない人は、できるだけ静音性の高い製品を選ぶといいでしょう。
一人暮らし用洗濯機の価格はどれくらい?
洗濯機の価格は、容量が4-5キログラムのモデルならメーカー品で4万円前後、ジェネリック家電のメーカー品やプライベートブランドなら、2万円前後で購入することもできます。ヒーター式の簡易乾燥機能が備わっているものでも、4-5キログラムのモデルならメーカー品でも4万円前後です。
ヒートポンプ式の乾燥機能が備わっているモデルは、大容量のドラム式に限られます。大容量のドラム式は価格が10-20万円と非常に高額。本体のサイズ的にも1人暮らしの部屋には大きすぎるので、4-5キログラムの縦型モデルを選ぶのが無難といえます。
「一人暮らしにちょうどいい洗濯機の選び方」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 納得のいく洗濯機を買えるよう、ぜひ参考にしてください!
(中田ボンベ@dcp)