持ち物の荷造りについて

目的地や旅行日数により、荷物の分量も異なるとは思います。しかし、バッグパッカー用の背中に背負うタイプのバッグはあまりおすすめしません。なぜかといえば、ホテルが変わるたびにその都度荷物を片付ける必要があり、衣類もしわだらけ。できれば、スーツケースとは別に小型のキャリーバッグを持つことをおすすめします。日数が少ない国内旅行でも役立ちますよ。

普通のハードタイプの他に、布でできた軽いタイプのものも各種出回っています。また、最近はカラフルでおしゃれなものも多いので、選ぶ楽しみもありますね。サイズ的には、機内持ち込み範囲内が便利。機内で座席の下に入れることができれば、バッグの上に足を乗せられるので、むくみ防止にもなりますよ。

機内で便利な持ち物

・スリッパ又はビーチサンダル
機内に限らず、ホテルの室内でも使うことが多いので便利。日本のホテルには、大体備え付けられていますが、使いまわしタイプのスリッパが置かれていることもありますので、自分のものを用意したほうが快適かもしれません。また、持ち帰り用の新品スリッパを海外旅行のときに使うのもひとつの手。蒸れやすいスリッパよりも、100円ショップで購入できるビーチサンダルもおすすめです。

・使い捨てマスク
乾燥防止には、使い捨てマスクが清潔で便利。機内は特に乾燥しているので、マスクを使用したほうが快適に過ごせます。また、国によってはホテルの部屋も乾燥していることがあるので、寝るときにマスクが役立ちます。

・アイマスク＆耳栓
長いフライトの場合はおすすめの持ち物。現地到着まで快適に機内で眠るためには、アイマスクと耳栓がとても便利です。

・空気枕
航空会社によってシートのタイプも異なりますし、寝るときに首を保護する意味でも空気枕があると快適です。

・常備薬
普段から飲んでいる常備薬がある方は、必ず手荷物に入れて機内へ持ち込みましょう。現地到着後、預けたスーツケースが出て来なかったというケースもあり得ます。バンドエイドなども、何枚か持っておくと何かあったとき便利です。

衛生面で便利な旅の持ち物

・生理用品
万が一に備えて、海外のものより優れた日本製を持ちましょう。本来の目的とは違ったシーンでも使用できるアイテムなので、意外なところで役立つかもしれません。

・シリコンの折り畳みコップ
軽量でコンパクトなシリコンのコップは、折りたためるものが便利です。いつもバッグに入れておくと、旅先で歯磨きをするときなどに使えます。そのほか、旅先で飲み物を飲むとき、あるいはそれ以外のものを入れて持ち運ぶのにも便利です。

・ウエットティッシュ
海外のレストランでは、日本のように「おしぼり」が出てきません。そのため、あらかじめハンドバッグに入れておくと便利です。大判のものを用意しておくと、汚れたり汗をかいたりした際に身体をふくこともできます。

・ポケットティッシュ
駅前で配っているものなどは捨てずにとっておき、旅行のときに持っておきましょう。実は街頭でポケットティッシュを配るという行為は、海外ではとても珍しいんです。海外旅行の際に「現地でもらえばいい」と思っていると、結局そんなチャンスは得られません。
汚れを拭く以外にも、ポケットティッシュはさまざまな用途があります。例えばビン類や壊れ物などをスーツケースの中に入れる場合、隙間にポケットティッシュを入れると割れるのを防止できるでしょう。