【ポッカサッポロフード&ビバレッジの先輩社員】経営戦略本部人事部:柳川貴紘さん 2ページ目
柳川さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲学生時代の柳川さん
学生時代はダンス漬けでした。高校からずっとダンスをやっていて、大学はダンスサークルが有名だったところを選んだほど(笑)。当時、関西学院大学のダンスサークルは数百人規模で、発表の舞台があれば校外の学生も見に来るような活発なサークルだったんですが、4年生最後の発表会では目指していた大トリに指名してもらうことができました。終わった後はみんなで号泣し讃えあって……本当に青春を謳歌した学生時代でしたね。チームみんなで夜通し練習したり、団結して舞台をやり遂げたときの充実感や達成感は大人になってからでは味わえない感動がありました。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
うち大学のダンスサークルは特殊で、会場の設置から音響、照明演出を全部自分たちでやるんです。わたしは照明担当だったので、自分のチームのレッスンもしながら先輩チームの照明の切り替えも練習しないといけない。照明や音響のタイミングはダンスの演出を成功させる上で絶対に失敗できないので、空き時間を使って打ち合わせやリハーサルを重ねていきます。ですが、照明の練習よりも振り付けの確認をしたい先輩に、確認を依頼するタイミングやお願いのしかたは、今の仕事にも使えるコミュニケーション術ですね。人事部でも、忙しくなかなか時間が取れないマネージャー陣に業務外のことをお願いすることが多いので、短時間でいかに中身のある話をできるかがポイントです。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
就活前にしてほしいことは、社会に対して関心を持つことです。わたしの場合はダンスサークルに夢中だったので、それはそれで得られたことも多かったのですが、反対にもっと世の中のことを知っておけばよかったなという反省もあります。例えば、アルバイトしている会社の先には何があるのかとか、この商品がどういう流れでお客さんに届くのかという社会のしくみを知っていると強いんじゃないでしょうか。わたしも企業研究をしていたつもりなんですが、この会社に入って初めて世の中のことを学んだところもあるので、今思えば全然足りていなかったですね。
社会を知るといっても難しいと思いますが、具体的にはアルバイトをしたり新聞を読んだり、また昔と違ってスマホを見れば簡単に情報に触れることができると思いますので、自分なりに探してみてもいいと思います。まさにこのサイト「マイナビ学生の窓口」がひとつのとっかかりですよね(笑)。まずは小さなことにも興味を持って物事に関心をもってほしいと思います。
いかに社員が会社でイキイキ働いてもらえるかを日々考える柳川さんだからこそ、学生へのメッセージには強い説得力があります。インタビューの最後には「今の学生は恵まれた環境にいるからこそ、自分から知ろうとする姿勢が大切」だと語ってくれました。
趣味:料理、息子とプラレール
特技:ストリートダンスで鍛えたリズム感
就活で受けた企業数:約30社
志望していた業界:食品メーカー、化学メーカー
今の会社の魅力:社員の人柄
文・田本麻未(M-3)
写真・小川拓洋
取材協力:ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社