「就活のための」大学生活じゃもったいない! アナウンサー・田中みな実さんが思う大学時代の過ごし方 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編「初心者のなかで一番になる!」を掲げてテニスに熱中

田中さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

テニスサークルでの活動ですね。中学・高校では器械体操をがっつりやっていたこともあって、最初は、大学ではちょっと気楽なサークルを選びたいと思っていたんです。大学のテニスサークルっていっぱい遊べて楽しそうなイメージもあったし。だけど結局は「飲み会もあるけど、練習もちゃんと真剣に取り組むサークル」を選びました。

サークル内にはテニス初心者も結構多かったので、まずは初心者の中でいちばんになりたいと思って、練習は一生懸命がんばっていました。休みの日もコートを借りてみんなで練習に励んだし、手のひらにマメができるぐらい熱中していましたね。試合も「出るからには勝ちたい!」と思っていて、実際勝ち進んだことも。ラリーが続きすぎて、試合が3時間にも及んで……足がつらないように塩をなめながらやってました。やっぱり中学・高校時代のスポ根魂はなかなか捨てきれなかったです(笑)。


仕事で役立っている大学時代の経験は?

勉強はもちろん、サークル活動をがんばったり、文化祭に参加したりと、学生時代をきちんと謳歌したことが今の自分につながっているんじゃないかなと思います。中学や高校時代は、「受験のためにがんばる」など、ある程度目標や目的が定まっていて、そのせいで存分に学生生活を楽しめないところがあるじゃないですか。大学の4年間はそういう制約が弱まるぶん、一生懸命遊んでほしいし、楽しんでほしい。私はそれができたから、思いっきり遊んだ経験も全部含めて今の自分の糧になったんだと思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

とにかくいっぱい遊んで、いっぱい旅行してほしい。勉強はもちろん大事なんだけど、単位が取れればいいから(笑)、単位はしっかり取って、それ以外は遊ぶ余裕を持ってほしいなって思います。就活だけになっちゃうと、本当に視野が狭まりすぎちゃって、せっかく楽しめることもなかなか楽しめなくなっちゃう。たとえば面接で「あなたの大学生活はなんでしたか?」って聞かれたときに「就活のことばかり考えてました」って答えるしかないようなおもしろみのない人間になってほしくないんです。就活が終わって社会人になったら全然遊べなくなっちゃうし、旅行もなかなか行きづらくなるだろうから、とにかく今を楽しんでほしいですね。

大学時代、思いっきりテニスに打ち込んだ経験を話してくださった田中さん。時には試合が3時間に及ぶこともあったそうですから、そこで養われた粘り強さや努力の姿勢は、今のお仕事にも生かされているのではないでしょうか。また、大学で出会った憧れの先輩の影響も、アナウンサーというお仕事を選ぶ上で大きかったようですね。

田中さんからのメッセージにあったように、「就活のことばかり考えてました」というキャンパスライフは少しもったいないもの。やりたいことに熱中するもよし、尊敬できる人を見習って学んでみるもよし……自分の心のままに、毎日を謳歌することが大事かもしれませんね。

DATA

出身大学・学部:青山学院大学 文学部 英米文学科
特技:英語
現在の主なお仕事・ご出演番組:
・「ひるキュン!」MXテレビ 月~金 12:00~12:55
・「ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」TBS 土曜 19:56~20:54
・「有吉ジャポン」TBS 金曜 深夜24:20~24:50
・「田中みな実 あったかタイム」TBSラジオ 土曜 18:30~19:00
・「GINGER」月刊誌コラム掲載中「田中みな実のここだけ話」

文・オチアイユキ
写真・中邨誠

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