【学窓調査隊】実は学食だけじゃない!? 現役大学生の昼食事情【学生記者】 2ページ目
実態調査の結果
次に、実際に現役大学生5名に実態調査としてインタビューを行ってみました。アンケート調査との違いはあるのか、はたまた同様の結果になるのか気になるところですね。
(調査は項目ごとのアンケートおよびヒアリングで、2018年2月から3月にかけて行いました。)
1:経済学部2年、男性(運動系サークル所属、実家生)の場合
Q1.学校がある日の昼食はどこで食べるか、およびその理由は?
A1.学食。安いしメニューも飽きないくらいある。
Q2.学校がある日の昼食に掛けるお金は?
A2.500円未満。
Q3.学校がない日の昼食はどこで食べるか、その理由は?
A3.外食が多い。遅めの朝食を食べた後にどこか出かけることが多いから。
Q4.外食するときによく行くお店は? またその理由は?
A4.ファミレス、ラーメン屋。ファミレスは家から行きやすいところにあって、ラーメン屋はラーメン食べたくなったら行く。
Q5.外食するときに一回に使うお金は?
A5.500円~1,000円
2:経済学部2年、女性(文化系サークル所属、一人暮らし)の場合
Q1.学校がある日の昼食はどこで食べるか、およびその理由は?
A1.学食。早起きが苦手なのでお弁当を作る余裕がない。学食は他のお店に比べて安いと思うから。
Q2.学校がある日の昼食に掛けるお金は?
A2.500円未満。
Q3.学校がない日の昼食はどこで食べるか、その理由は?
A3.食べない(朝昼兼用)。朝起きるのが遅く、一人暮らしを始めて朝ごはんを食べる習慣がなくなった。
Q4.外食するときによく行くお店は? またその理由は?
A4.ファミレス。気軽に行けるので。
Q5.外食するときに一回に使うお金は?
A5.500円~1,000円
3:経済学部2年、女性(文化系サークル所属、一人暮らし)の場合
Q1.学校がある日の昼食はどこで食べるか、その理由は?
A1.特に決まっていない。そのときのお財布の事情やその日の予定による。
Q2.学校がある日の昼食に掛けるお金は?
A2.500円未満。
Q3.学校がない日の昼食はどこで食べるか、その理由は?
A3.自炊する。家でゆっくり休みたいから。
Q4.外食するときによく行くお店は? またその理由は?
A4.お弁当屋で買って家で食べる。
Q5.外食するときに一回に使うお金は?
A5.500円~1,000円
4:教育学部3年、男性(体育会運動部所属、実家生)の場合
Q1.学校がある日の昼食はどこで食べるか、その理由は?
A1.学食以外の店。学部の建物が近いので外に出る。
Q2.学校がある日の昼食に掛けるお金は?
A2.500円~1,000円
Q3.学校がない日の昼食はどこで食べるか、その理由は?
A3.家で食べる。安いので。
Q4.外食するときによく行くお店は? またその理由は?
A4.定食屋、カフェ、ラーメン。なんとなく行きたいときに行く。
Q5.外食するときに一回に使うお金は?
A5.500円~1,000円
5:薬学部3年、男性(運動系サークル所属、実家生)の場合
Q1.学校がある日の昼食はどこで食べるか、およびその理由は?
A1.学食。買いに行く時間がないので。
Q2.学校がある日の昼食に掛けるお金は?
A2.500円未満。
Q3.学校がない日の昼食はどこで食べるか、その理由は?
A3.家で食べる。節約のため。
Q4.外食するときによく行くお店は? またその理由は?
A4.牛丼屋、カフェ、ファミレス、ラーメン。好みに合っているので。
Q5.外食するときに一回に使うお金は?
A5.500円~1,000円
やはり実態調査でも、外食のときは学校がある日の昼食よりも高い金額を使っているようです。また、休日の昼食でも家で食べる人が多く、節約意識の高さが分かります。
まとめ
アンケートと実態調査を通して、大学生の昼食事情は自身の好みだけでなく金銭事情に左右される部分が大きいことが分かります。特に、弁当を持ってきている実家生の割合の高さには驚かされました。その分、一人でゆっくり作業したいときや友達との食事では1000円以上をかけて外食をするなど、大学生の昼食事情は日によってかなりメリハリがついているようです。ちょっと食費がかさんでしまっているという大学生のみなさんは、周りの節約意識の高さを見て日々の食生活を見直してみてもいいかもしれません。
文・高晃
アンケート調査:学生の窓口調べ
実態調査:ヒアリング
調査対象:大学生男女402人
調査期間:アンケート調査……2018年2月/実態調査……2018年2月~3月