ヒャダインが伝授! 陰キャを脱するには「ネット弁慶になれ」?! 大学新1年生必見のキャラ変の極意

編集部:いとり

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ヒャダインさんインタビューお写真1

学生が抱えるさまざまな不安や悩みを著名人に聞き、突破口になるアドバイスをいただく本企画。今回、相談を聞いてくれたのは、ももいろクローバーZをはじめ、多くのアーティストへの楽曲提供や自身の音楽活動で知られる音楽クリエイターのヒャダインさんです。自身も高校から大学にかけて大きくキャラクターを変えた経験を持つというヒャダインさんに、暗い性格で悩んでいる大学生へのアドバイスをいただきました。

Q.明るく元気な性格に変わるにはどうしたらいいですか?

第一印象はおとなしい、としか言われたことがなく、自分でも明るく元気な性格に変わりたいなぁと思っています。「殻を破りなさい」とアドバイスをくれる人もいますが、それがよくわかりません。殻を破れば、人は変わるのでしょうか。

応用生物学部/女性/23歳(大学院生)徳島県在住


A.まずは、ネット弁慶になれ!


 

SNSでできるギリギリのラインまで自分を盛ってみよう

自分でも明るく元気な性格になりたい、と。この人、おとなしいってまろやかに言っていますけど、要するに暗くて絡みづらくて面白みがない、ってことなんでしょうね。

今は大学院生ってことなので、就職したらキャラ変のチャンスはあります。僕も大学のときにキャラ変をしたんですが、その用量用法を間違えて、ちょっとオーバードーズしちゃったんです。ピアス開けて、茶髪にして、へんてこな服装を着て、みたいな感じで。

かなり突き抜けたんですけど、やっぱりぶり返しというかうまくいかなくて。ただだからといって、陰キャ(※陰気な性格、キャラ)の元の地点には戻らなかったですよね。ほどよい場所に戻って、自分の中でいいバランスのキャラになりました。

明るく元気な性格になりたいって言っても、そもそもそういう性格じゃないですからね。ないものをやろうとしたら絶対無理がくる。ますだおかだの岡田さんが、「できへんことをするから滑ったり無理が出たりするから、できることを150%やれ」ということをおっしゃっていて、その通りだなと。なので、ない引き出しを偽装したところで、結果的にボロが出るし、できることをやればいいんじゃないかな、と思います。

まずは「ネット弁慶」になるってどうですかね。それこそグラデーションで、いきなり実生活で0から100まで変えたらしんどいですが、まずTwitterとかFacebook、インスタとかで、自分のキャパシティの中で一番マックス、表面張力ぎりぎりの文体でネット弁慶になってみる。嘘はついちゃいけないですよ。一番イケイケな文体とかでやってみて、もしもそれが居心地悪いんだったら、たぶん彼女はそういった人じゃないんです。ネット弁慶にもなれないんだったら、リアル弁慶にはなれないので。ネット弁慶がうまくいったらそれでだんだん慣らしていって、グラデーションをつけて自分を変えていけばいいかな、とは思います。

明るい性格になれないなら「気を遣わせない陰キャ」になれ!

ヒャダインさんインタビューお写真2

ネット弁慶はリトマス試験紙的なテストの意味もあって、ネット弁慶になろうとして駄目だったら逆を考えないといけない。「殻を破りなさい」ってアドバイスをくれる人がいるということは、周りに迷惑かかっているレベルということですよね。ということは、周りに迷惑をかけない、気を遣わせない陰キャになればいいんじゃないかな、と思うんです。

陰キャの人って、いるだけで場が暗くなるとか、この人ちょっと不機嫌なのかなとか、気を遣わなきゃいけないかな、怒らせちゃったかなとか、こっちが気を遣っちゃう部分があるんです。周りの人からすると、「気を遣わせるな」というのが本音だと思うので、気を遣わせないというのは、自分が変わるとかの問題じゃなくて、必要最低限の社会的なマナー、エチケットとしてやったほうがいい。

ネット弁慶をやってみてダメだったら、陰キャは変わる必要はないと思います。それが個性だし。ただ、陰キャでいることと、周りを不愉快にさせていいというのはイコールじゃないので、しゃべらなくても目を見てニコッとあいさつするだけでもいいし、自分が不機嫌じゃないということをアピールするだけでもいいので、ちゃんと自分の取扱説明書を提示してほしいですね。

キャラ変できなかったら、
まずは「人に気を遣わせない陰キャ」を目指そう

明るく元気な性格に変わるには、「ネット弁慶になってみる」という具体的なアドバイスをいただけました。すぐに実践できることなので、ヒャダインさんがかつて本名を隠し、ニコニコ動画でハンドルネームを使い音楽をアップしていたように、みなさんも匿名のアカウントを作って取り掛かってはいかがでしょうか。またヒャダインさんは、全国の陰キャ・自称人見知りの人に「取扱説明書」の提示をお願いしていました。該当される方は、毎日の生活の中で意識してみるといいかもしれません。

文・取材/砂流恵介
編集/学生の窓口編集部
撮影:中邨誠

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