- 開催日時
- 2021年01月27日(水) 10:00〜17:30
- 開催場所
- ご参加いただける方にのみ1月22日(金)頃にZOOMミーティングURLを送付致します
- 募集人数
- 18名
- 申込締切
- 2021年01月27日(水) 10:00
東大に入れなかったDaiGoが学んだ「挫折からのポジティブシンキング法」
大学生が抱えるキャンパスライフや将来についての悩みを、著名人が一刀両断する本企画。今回は、現役大学生から編集部に寄せられた質問について、メンタリスト、企業コンサルタント、作家など多方面で活躍されているDaiGoさんにアドバイスをいただきました!
大学受験で挫折を味わい、それから以前のような前向きな考え方ができなくなってしまいました。今いる大学は、勉強をする環境としては満足していますが、しばしば第一志望だった学校と比較して悲しくなってしまいます。もう何をしても意味がない気がしてしまい、またずっと腐っている自分にもいいかげんうんざりしてきました。どうしたらまた物事をポジティブに捉えられるようになるでしょうか。
文学部/女性/20歳(大学2年生)/兵庫県
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A.ネガティブな感情を行動に結び付けよう! |
挫折したときこそ、次の行動に結びつけることが大事
この相談者の方の状況、僕も同じだったんですよ。僕は高校時代に「東大以外は大学じゃない!」と豪語していたんですけど、結局入ることができなくてネガティブな感情を抱いたことがありました。
でもそこで「東大に入れなかったから……」とネガティブなまま終わらずに、入れなかったからこそ、ここで何かやらないと、と気持ちを新たにしました。挫折などネガティブな状況に陥ったときこそ、そこから何ができるか、またその感情をいかに次の行動に結びつけるかが大事だと思います。
例えば、子どものころ貧しかったから将来大富豪になってやる、という感情などはまさにそれです。アメリカの鉄鋼王アンドリュー・カーネギーも「子どものころ貧しかったからこそ自分は頑張った」と言っています。「自分が○○だったからこそ○○しよう」という動機づけですよね。
また、この質問者のように物事を明るい方向に考えられず不安になってしまう人は、まず「不安を受け入れること」と「目的を明確に持つこと」をおすすめします。これは「不安を感じやすい人が高い能力を発揮するには」という研究によるもので、この二つの条件を満たすことで、より高い能力が発揮できるようになると思います。
東大に行けなかったから「メンタリスト」としての自分がいる
そもそも、志望する大学に行けなかったからといって何が問題なのかなと思いますね。大学に行っていないけど大成功を収めた人だっていますし、大学に行っても成功を手にできなかった人だって多くいます。自分が何をしたいかをもう一度考えてみて、その上で何ができるかを考えるといいのかなと思います。
僕自身、今振り返ってみて東大に入ることができなくてよかったと心から思います。もし東大に入っていたら、僕はメンタリストになっていなかっただろうし、今の自分はなかったでしょうね。
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大事なのは今のネガティブな状況から、いかに行動につなげるか。 今の不安を受け入れ、目的意識を持って行動すれば、高い能力が発揮できるようになる。 |
DaiGoさんも大学受験で挫折を味わった経験があることから、「この人の気持ちはすごくわかる」と話されていました。志望校に行けなかったことでネガティブな感情に陥るということは往々にしてありますが、その感情をどのように行動に結びつけるかが重要とのこと。いわゆる「仕方ないから今できることをやれ」の精神ですよね!
文・取材:中田ボンベ@dcp
撮影:中邨誠
ヘアメイク:永瀬多壱(VANITES)
編集:学生の窓口編集部
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