- 開催日時
- 2021年01月27日(水) 10:00〜17:30
- 開催場所
- ご参加いただける方にのみ1月22日(金)頃にZOOMミーティングURLを送付致します
- 募集人数
- 18名
- 申込締切
- 2021年01月27日(水) 10:00
「やる気出ない」が口癖の大学生には、DaiGo実践のモチベーション術「20秒ルール」を。
大学生が抱えるキャンパスライフや将来についての悩みを、著名人が一刀両断する本企画。今回は、現役大学生から編集部に寄せられた質問について、メンタリスト、企業コンサルタント、作家など多方面で活躍されているDaiGoさんにアドバイスをいただきました!
なかなか自分の欲求に勝てずに、ついついダラダラした生活を送ってしまったり、やるべき課題を放置したりしてしまいます。高校、大学を経て、だんだんと自分の能力がわかるにつれて、ギリギリ間に合うか間に合わないかの瀬戸際になるまで後回しにするようになってしまいました。自分をもっとうまくコントロールする方法を教えてください。
理学部/女性/25歳(大学院生)/静岡県
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A.「20秒ルール」を取り入れて自己コントロール能力を鍛えよう! |
自己コントロールには「運動」と「瞑想」がおすすめ
「自己コントロール能力を鍛える方法」ということだと思いますが、一番いいのは「運動」や「瞑想」ですね。特に瞑想は、自己コントロール能力をつかさどっている前頭葉の筋トレになるので、非常に効果が高いです。毎日20分間ほどの瞑想を行い、それを8週間くらい続ければ、集中力も高まりますし、自己コントロール能力を高めることができるようになると思います。
また、マインドフルネスという「何かに集中している自分を認知する」という考え方も大事です。例えば、さっきまで集中して勉強していたのに、気がついたらスマホを見ていた、といったことがあると思います。このとき、もし「意識が勉強からスマホに移る瞬間」がわかれば、注意できますよね。「自分を客観的に認知すること」で、こうした欲求をコントロールすることもできます。これがマインドフルネスです。
ただ、ほとんどの人はなかなか自分を客観的に認知することはできないので、さきほどの勉強中にスマホを見てしまう例なら、パスワードを掛けてロックを解除するという手間がかかる時間をあえて作り、自分を客観視するための余裕を作るといいかもしれません。
やめたいこと・継続させたいことには「20秒ルール」を取り入れる
他には、ハーバード大学のショーン・エイカーがすすめているテクニックで「20秒ルール」というものがあります。「新しいことを習慣化させたいのなら、20秒早く行動できるようにすればいい」という指針です。ジムに通いたと思ってもなかなか継続できないというような場合は、前日のうちにジムに行く道具を準備するなどして、家を出る前の荷造りの時間を20秒短くすれば、ジム通いが継続しやすいのです。
反対に、「何かやめたいことがあるなら、いつもより20秒掛かるようにすれば、その行動をしなくなる」といいます。タバコをやめたいと思ったのなら、開けにくい箱の中に入れておいたり、使いにくいライターを使ったりして、タバコを吸うまでに20秒余計に掛かるようにすればやめられる、ということです。
この相談をくださった方の場合は、やらなくてはならないことを20秒早く行動できるようにして、つい甘えて手を出してしまうことは20秒余分に時間が掛かるようにすればいいでしょう。
欲求のコントロールについては、例えばついついコンビニでお菓子を買ってしまうのなら、コンビニの前を通らなければいいですし、別の好きなものに変換してもいいですね。僕の場合は、ついタクシーに乗ろうとしたとき「乗車料金で新しい文庫本が買える」と考えて、我慢していますよ。
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やる気が出ない人には、瞑想や運動がおすすめ。 「20秒ルール」も取り入れれば、今よりも自分をコントロールができるようになる。 |
運動に瞑想、また20秒ルールなど自己コントロール能力を鍛える方法をいろいろと教えていただけました。「ついつい自分の欲求に負けたり、甘えてしまう」という人は、来るべき社会人生活に向けて、学生のうちに生活リズムを正しておきたいところ。ぜひこれらのテクニックを取り入れて、だらけた生活を律してみてはいかがでしょうか。
文・取材:中田ボンベ@dcp
撮影:中邨誠
ヘアメイク:永瀬多壱(VANITES)
編集:学生の窓口編集部
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