- 開催日時
- 2021年04月24日(土) 17:00〜19:00
- 開催場所
- 「TikTok LIVE」で配信
- 募集人数
- 名
- 申込締切
- 2021年04月24日(土) 17:00
DaiGoが就活アドバイス! 面接官には能力よりも「共有点の数」をアピールせよ
大学生が抱えるキャンパスライフや将来についての悩みを、著名人が一刀両断する「学生の相談窓口」。今回は、現役大学生から編集部に寄せられた質問について、メンタリストとして多方面で活躍されているDaiGoさんにアドバイスをいただきました!
これから始まる就職活動が不安です。面接官にできるだけいい印象を与えるような仕草や話し方があれば教えてください。また、社会人になったときにも先輩や上司に好かれるにはどうすればいいでしょうか?
農学部/女性/21歳(大学3年生)/新潟県
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A.能力のアピールではなく、面接官との「共通点の数」が重要! 共通点を増やすためにも、持っている知識を増やすようにしよう |
面接は、能力をアピールする場ではない
就職面接では、学歴や資格などもある程度重要ではあるのですが、一番大事なのは「好感度」なんです。では、どうすれば相手に高い好感度を持ってもらえるのか、というと「共通点の数」がポイントとなります。
相手との共通点の数が多ければ、それだけ話も盛り上がりますし、好印象を与えることができます。面接に関するある実験でも、採用の決め手となったのは「採用決定者との間で仕事と関係のない話題をどれだけ長く話したか」という結果になったことがあります。ですので、そもそも面接が通る・通らないことと、あなたの能力はあまり関係ないのです。
面接の意味のなさを証明するおもしろい研究があります。ある大学では、学力テストを突破した1,000人を面接で250人まで絞って入学させることにしました。もちろんはじめは、面接評価のいいトップ250人を合格させたのですが、国からの通達であと50人入学させなければならなくなりました。そこで、実験的に面接評価が低い順に50人を入学させ、その50人とトップから合格させた250人の出席率や就職の動向など、学生生活を観察したんです。そうすると面接優秀者250人と下位50人の差はありませんでした。つまり、面接での評価とその人の優秀さは、直接関係しないことを表していると言えます。
共通点を探すために知識を増やそう!
少し話が逸れてしまいましたけれども、面接では能力をアピールするよりも、好感度を上げることが採用に関して重要なことです。共通点探しゲームをするのがいいですね。面接官だけでなく先輩や上司に好かれるためにも、共通点を多く持つことが重要です。
そのためにも知識の幅を広く持っておくといいでしょう。どんな話を振られても、そのことについて話すことができれば、それが共通点になり、好感につながります。
知識の幅を広げるためにも、例えば初めて聞いた言葉はすぐに調べてみるのがおすすめです。僕も初めて聞いた言葉は、どんなに興味のない分野でも必ず一度は調べます。そうすると頭に入りますから。たとえつまらない話でも、知識の幅を広げるチャンスだと思って、いろいろ調べてみるといいですね。
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知識の幅を広げて面接官との共通点を探ろう。興味のない分野やつまらない話も、知識の幅を広げるチャンス。 |
面接官だけでなく、会社の上司や先輩にいい印象を持ってもらうためには「共通点を持つこと」が重要とのことでした。共通の話題で盛り上がることができると、たしかに好感を抱きますよね。ただ、付け焼刃の知識ではボロが出てしまいますから、普段からいろんなことを調べて頭に入れることを習慣付けておくといいかもしれません。
文・取材:中田ボンベ@dcp
撮影:中邨誠
ヘアメイク:永瀬多壱(VANITES)
編集:学生の窓口編集部
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