引っ越しの準備期間はどれくらい必要? 初めての一人暮らしで知っておきたいこと 2ページ目
●郵便局に転送サービスの申し込み
旧居に郵便物が届いている人は、郵便局で転送サービスの手続きをしておきましょう。1年間、旧居宛てに届いた郵便物を新居に転送してくれます。必要な相手には、転送サービスの期間中に新住所を知らせておきましょう。
●固定電話、インターネットの手続き
転居先が同一市区町村の場合は同じ電話番号を継続して利用できますが、それ以外の場合には番号が変わるために手続きが必要です。また、インターネット回線を利用している場合には移転手続きか解約手続きが必要になります。
●電気、ガス、水道の手続き
いずれも旧居での提供を停止し、新居で利用できるように手続きが必要です。
●テレビ関係の手続き
NHK、衛星放送、ケーブルテレビと契約している場合、設備の撤去が必要になることがあります。住所変更の手続きもあるので、早めに連絡しましょう。
●その他の手続き
銀行口座、クレジットカード、携帯電話など、住所変更の手続きをしましょう。
●引っ越しのあいさつ状
引っ越しのあいさつ状を送るなら、引っ越し後1カ月以内には準備して発送しましょう。
●手土産などの準備
引っ越しの際に近所に手土産や粗品を渡す予定の人は、その準備もしておきましょう。
●荷造り
通常、家財の荷造りは引っ越す本人が行います。引っ越し業者のサービスで荷造りを手伝ってもらえる場合もありますが、別料金がかかります。また、荷造りの際には、新居のどの部屋に運ぶのかわかるように、ダンボールに明記しておきましょう。
引っ越しの準備期間に関しては、旧居の賃貸契約期間に気を付けましょう。引っ越す1カ月前なのに解約の話をしていなかったとしても、それは自己責任です。誰もいない部屋の家賃を払うことにならないよう、早めに大家さんに伝えるようにしましょう。
(藤野晶@dcp)