【外務省の先輩社員】中東アフリカ局 アフリカ部アフリカ第一課:田島絵茉さん 2ページ目

編集部:すい

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学生時代編海外インターンで現地の実情を知る

田島さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

田島さん学生時代▲タンザニアに留学していたときの田島さん

大学時代はとにかく興味があること全てに取り組んだので、「一番頑張ったのはこれ!」というのが挙げにくいです。一定期間ごとに取り組むことの優先度を変えて、「この時期はこれに取り組む」と決めていたように思います。

例えば大学1年生のときはサークル活動を優先していましたし、大学4年生のときには就活を最優先にしていました。その他にも、資金調達の必要性を感じたときにはバイトをたくさん入れる時期をつくったり、奨学金の申請に集中したりしていました。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

今の仕事で役立っている経験は、留学です。半年間の留学のうち4カ月をカナダで、残りの2カ月をタンザニアで過ごしました。カナダではブリティッシュコロンビア大学で学び、タンザニアではホームステイをしながら、貧しい人々向けに小口の融資を行うマイクロファイナンスのNGO団体でボランティアを行いました。

海外の人から日本がどのように見られているのかを知ることができたのは、今の仕事をする上でとても役立っています。また、タンザニアで参加したマイクロファイナンスのインターンは、政府の仕事では行かないような小さな村の女性たちが対象でしたが、彼女たちに帳簿の付け方や読み書き・計算を教える過程で、その国の実際の生活環境を知ることができました。今、仕事でやりとりをしているのは主に政府関係者の人たちばかりなので、そうした現地の市井の人たちが抱える問題や現状を、入省する前に知り得たことは大きな収穫でした。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

田島さんインタビュー2

「やってみたい」と思ったことにはどんどんチャレンジするといいと思います。私自身もアフリカに行きたいと思ったから留学しましたし、学生時代の活動はどれも自分でやりたいと思って始めたものです。やりたいと思って始めたからこそ、長く続けることができましたし、挫折を味わってもそこで諦めずに成長することができました。大学生は、その気になればどんなことにもチャレンジできます。社会人になってから後悔しないよう、「やりたいこと」にどんどん挑戦してほしいですね。


ベナン、カーボヴェルデ、ギニアビサウといったアフリカの国々と日本との架け橋として活躍されている田島さん。日本とは文化も習慣も大きく異なる国々との外交は難しいものですが、タンザニアへの留学でアフリカの実情を学んだ学生時代の経験が大きく生かされているようですね。

DATA

趣味:映画・音楽鑑賞・読書
特技:相談に乗ること
就活で受けた企業:5~6社程度
志望していた業界:総合商社・コンサルなど
今の会社の魅力:政治・経済・文化・社会等幅広い分野に関わる仕事であること・言葉を使う仕事であること

文:中田ボンベ@dcp
写真:中邨誠
取材協力:外務省

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