今、テレビの主流となっているのは薄型テレビ。一人暮らしでも薄型がおすすめです。ブラウン管のテレビのころは、奥行きのある形状のために、ある程度配置場所を確保したり、工夫したりしたいたご家庭もありました。でも今は、ほとんどのテレビが薄型。一人暮らしのワンルームや1K、1DKの場合、できる限りゆとりのある部屋にするには、家具やインテリアもコンパクトにする必要があります。

＜テレビのサイズ＞

例えば、ソニーの人気商品「BRAVIA（ブラビア）」の32型テレビの場合、スタンド付き寸法で、幅72.8cm x 高さ47.3cm x 奥行17.4cmとなっています。テレビボードの奥行が小さくなっており、厚みが少なくコンパクトになっているのがわかりますね。
ちなみに、43型だと幅97.0cm x 高さ62.3cm x 奥行22.6cmになります。49型で、幅109.3cm x 高さ68.5cm x 奥行23.6cm、55型で幅122.8cm x 高さ77.2cm x 奥行25.9cmです。
壁付けにすることのできるテレビや、賃貸物件で壁付けテレビがOKな場合、テレビの厚みは8～10cmになります。壁付けにすることで、テレビボードの購入をやめたり、部屋を広く使うことができたり、状況に応じてインテリアに合わせたコーディネートを楽しみましょう。

＜テレビのデザイン＞

次に選ぶのはテレビボード。テレビボードは、安定した状態でテレビを設置するので、それぞれの大きさをチェックするのは大切です。テレビを設置した時に、テレビの両脇10cmは、テレビボードのほうが大きい状態を維持しましょう。
テレビは、つけていないときは、ほとんどが黒。黒い大きなものが部屋にあると、威圧感を感じやすいかもしれませんが、必需品であれば致し方ありません(笑)。でも、テレビボードは、モダンなもの、大人色のシックなのもの、カラフルでポップなものなどデザインもさまざまです。インテリアのアクセントとして、部屋に合わせたものを選びましょう。テレビとテレビボードもお気に入りのものを配置したいですね。

■一人暮らしのテレビの選び方3.テレビのサイズは？

一人暮らしのときは、部屋のスペースも限られることが多く、部屋に合わせた家具のサイズ選びが難しいとかんじることがあります。中でも、特にテレビとテレビボードのサイズは、難易度が高い家具選びに入るかもしれません。しっかりと事前のチェックをおこない、失敗しないテレビ＆テレビボード選びをしましょう。

＜一人暮らしの部屋に合うテレビのサイズ＞

大学生の一人暮らしの場合、ワンルームや1K,1DKなど賃貸物件が多く、部屋の大きさは6帖ぐらいです。地域によっていくらかの違いはありますが、6帖の部屋の場合は約3.6m×2.7mとなります。ですから、どの壁面においても楽しむことができます。55型ぐらいまでであれば、一人暮らしの部屋でも可能なサイズであるといえますね。

＜どのサイズならOK？視聴距離からみるテレビサイズ＞

テレビの大きさは、先ほど取り上げたように、32型、43型、49型、55型などさまざまです。美しい映像を観ることのできるテレビ、高コントラストの画像のよいテレビは、つい見すぎてしまい、2時間を超えるということもざらに。そこで、テレビを観る環境を整えておくことも大切です。
液晶テレビを視聴するとき、座った位置からテレビまでの最適な距離は、「画面の高さの3倍くらい」を目安にしましょう。例えば、43型の液晶テレビを壁側に配置するとします。43型の画面の高さは約63cmになりますから、その3倍として、1.8～1.9mの距離をあけて視聴することが必要です。