おすすめのミュージカル映画20選! 大学生のうちに観ておきたい名作は? 4ページ目
おすすめのミュージカル映画16.『シング』(2016年)
ディズニー・ピクサーに対抗する勢力として近年注目のイルミネーション・エンターテイメント。「ミニオン」でもお馴染みのこのスタジオが手掛けた今作は、自分の劇場の復活を目指す劇場支配人のコアラ、忙しい日常のせいで自分を出せずにいる主婦のブタ、窃盗よりも歌が好きな若者のゴリラなど、様々な動物たちが自分の苦しい境遇を打ち破るために歌を歌って最高のショーを作り上げるという、ディズニー顔負けのミュージカル映画になっています。
おすすめのミュージカル映画17.『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(2014年)
スコットランドのロックバンド「ベル・アンド・セバスチャン」のヴォーカル、スチュアート・マードックがリリースしたソロアルバムの楽曲を使用した作品。イブ、ジェームズ、キャシーという三人の若者がバンドを結成するという青春映画です。映画全編が魅力的なポップミュージックに彩られた今作は、鬱だった主人公が夢に向かって走り出すまでを描いており、青春からの旅立ち寄り添ってくれるような作品になっています。
おすすめのミュージカル映画18.『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年)
デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、アイスランドの世界的歌手ビョークを主演に迎えて製作した今作は、ミュージカル仕立てではありながら、全体的に暗い雰囲気が漂っており、映画のラストに向かって絶望感が加速していくような作品になっています。鑑賞後は暗い気持ちになること必至な作品ですので、鑑賞するタイミングには注意が必要です!
おすすめのミュージカル映画19.『オペラ座の怪人』(2004年)
大本はガストン・ルルーが1909年に発表した同名小説ですが、それのミュージカル版をさらに映画化したものが今作になります。生まれ持った醜さのために、人目を避けてオペラ座の地下に住み着いた「オペラ座の怪人」と、彼から愛されることになるクリスティーヌ、そして彼女の婚約者であるラウルという三人が織りなす愛憎劇を、重厚感溢れる楽曲と共に描いています。
おすすめのミュージカル映画20.『レ・ミゼラブル』(2012年)
同名のブロードウェイミュージカルを、『英国王のスピーチ』の監督トム・フーパーが、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイなどの豪華キャストを起用して映画化し、日本でも大ヒットしたミュージカル映画。名曲の多い「レ・ミゼラブル」ですが、今作の白眉は何と言ってもアン・ハサウェイによる「夢やぶれて」のシーン。彼女の出演時間は約15分と短かったものの、この曲のパフォーマンスによってアカデミー助演女優賞を獲得しています。
いかがだったでしょうか? どのミュージカル映画も演者の魂を揺さぶられるような圧倒的なパフォーマンスを堪能することが出来る作品ばかりです。一人での鑑賞も良いですが、友人、家族、恋人と一緒に鑑賞するのも楽しいかもしれませんね!
執筆:Pippo9
WEBサイト向けに映画ライターとして活動しております。記事をきっかけに映画に興味を持って頂ければ幸いです。