香港のおすすめ観光地15.女人街（ノイヤンガイ）

女性向けのリーズナブルでかわいいアイテムが集まる露店マーケット。ブランド品はフェイクの可能性高し。値札がついていないことが多いので、最初の価格の3割くらいで買いましょう。広東語で安くして！ の意味、「平的（ペンディー）」と言って価格交渉をしてみましょう。地元の若者文化の中心地でもあるので、トレンドチェックもできるかもしれません。
ディープ香港が満喫できる約1キロのストリートには、お土産にちょうどいいアジアンチックな雑貨や、女子ウケ間違いないシノワズリなどのグッズもあるので、とにかく歩き回ってみましょう。点心やB級グルメのサンプルマグネットなどはお土産にしても自分用に買ってもいいですね。

香港のおすすめ観光地16.男人街（ナンヤンガイ）

※写真はイメージです

ネイザンロードを挟む香港の２大ナイトマーケットの１つ。女人街と同じ商品を扱っていることも多く、比べてみると男人街のほうが断然お得。買い物の合間には、お腹を満たすことも忘れてはいけません。路上飲食店をはじめ、香港のローカルグルメが楽しめるスポットでもあり、土鍋＆海鮮フードが食べたくなると男人街に足を運ぶ人も多いそう。昼間は通路だったところは、夜になると客の数に合せてどんどんテーブルが増えていくのも男人街ならでは。
多くの占いのブースが並んでいる中には、日本語OK！ というアピールをしているお店もありますが、話せるレベルは占い師によってさまざま。事前の料金確認のときに判断してみるほうがよいでしょう。

香港のおすすめ観光地17.九龍公園

ネイザンロートでのショッピングに疲れて、ちょっと一休みしたくなったときの絶好のロケーション。通りを歩いていて緑が多くなってきたら九龍公園が近い合図です。
香港の人たちの憩いの場所である九龍公園は、ビルが密集する大都会のなかにあるだけでもびっくりなのに、中国風庭園や彫刻、フラミンゴの群れまでいる摩訶不思議さ。プールや体育館が入るアトリウムにはファストフード店があるので、天気のよい日にはテラスで食べるのもまたよし。アトリウムの先には、ヤシの木が生い茂りトーテムポールまでが出現する南国エリア。都会の中にこんな公園がある香港、恐るべし！

香港のおすすめ観光地18.The Ping An Bun（平安包）

※写真はイメージです

香港のまんじゅう島とも呼ばれる長州島で大人気、肉まんのような饅頭に押された赤い模様が目印の平安包。街には平安包をモチーフにしたグッズがあふれています。赤色に色んな紋様が入ったデザインがおめでたい感じがすると、最近はネットで人気とか。
1週間にわたり開催される長州饅頭節。クライマックスは5月17日に行われる「平安包」を奪い合う「槍包山比賽」が開催されます。日程が合ったときはぜひ訪れてみましょう。
長州島の通りにはフィッシュボールなどの食べ歩きが楽しめる露店が軒を連ねています。セントラル埠頭から高速船で30分、フェリーでのんびり行っても１時間、ちょっとした船旅気分を味わえます。

香港のおすすめ観光地19.赤柱（スタンレー）

香港島南部のシーサイドタウンはヨーロッパのリゾート地のような雰囲気です。観光客向けの雑貨店も多いので、お土産探しにぴったりです。
スタンレーマーケットは、どこのお店も外まで商品があふれ出て、お客さんを待ち構えています。リゾート感のあるカットソーやシルク製品やストールは、お土産にも喜ばれそう。カフェやレストランも充実しており、その中のブルーの洋館が素敵なザ・ボートハウスは、2階からスタンレーの美しい海が見えるシーフードレストラン。ムール貝の白ワイン蒸しにつけは、付け合わせのバケットとの相性が抜群でリピ間違いなし。

香港のおすすめ観光地20.海洋公園（オーシャンパーク）

動物園と水族館と遊園地が一緒になっているオーシャンパークは、1日中楽しめるスポットです（でも体力が要ります！）。動物園のパンダ館では、現在、ムクムクのおじいちゃんジャイアントパンダに会えます。パンダ好きならぜひ会っておいて間違いなしのイケメンパンダです。上野動物公園よりもかなり近くで見られるので、ちょっとびっくりするかもしれせん。
遊園地では、暑い夏にはぴったりの水に濡れちゃうライド系や絶叫系のアトラクションが充実しています。広いパーク同士は海洋列車でトンネルを通っての移動か、絶景が臨めるロープウェイで移動することが可能。色とりどりのゴンドラが宙を移動する光景は、利用した人だけが楽しめる絶景です。

おいしい料理に楽しい街歩き！ 香港にはまだまだご紹介しきれないほど歴史や観光名所があります。隠れ家的な自分だけの香港旅を探しに出かけてみませんか。

執筆：つかさあおい

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内（47都道府県制覇）と海外（12カ国40都市）を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。