大学の部活の選び方はどうすればいい? 部活とサークルの違いって? 2ページ目
■部活やサークルを選ぶコツ
大学公認の部活動、公認サークル、そして非公認サークルと、大学の課外活動には三つの種類があります。もし大学で課外活動を始めるのであれば、自分がどのくらい真剣に取り組むかを基準にして考えるといいでしょう。
例えば「他のことをする時間が減ってもいいから、真剣に課外活動に取り組みたい」という人は、部活動。公認サークルは、部活動ほど厳しくないものの、一般的なサークルほど活動内容が緩くないという特徴があります。ですので、和気あいあいとしながらも真剣に取り組みたいという人は公認サークルも選択の一つです。自由度が高く、自分なりのスタイルで課外活動を楽しみたいなら、非公認サークルがちょうどいいかもしれません。
ただし、部活動であっても活動内容が緩い場合もありますし、非公認サークルでも多くの活動を求めることがあります。そのため、事前に情報を得ることが大切です。事前に得ておくべき情報としては、以下のものが挙げられます。
・どんな活動をしているのか
・活動の頻度はどれくらいなのか
・どれくらいの人数が常時活動しているのか
・活動実績はどうなのか
・活動費を納める必要はあるか
活動内容や活動頻度、実績については新入生向けに配られる課外活動団体一覧の冊子や、大学のHPにある部活紹介である程度分かりますが、それ以外は実際に部員に聞いてみないと分かりません。そこで情報収集の方法として、
・活動の見学に行く
・新歓コンパに参加する
この二つを活用しましょう。ほとんどの部活やサークルは見学を歓迎しています。部の担当者にコンタクトを取り、見学したい旨を伝えましょう。そこで日々どんな活動をしているのかを目の当たりにすることができますから、自分が入部して活動する姿をイメージできるでしょう。
新歓コンパは、新入部員確保のために部やサークルが行っている交流会のことで、新入生の参加費は無料か、高くても1,000円程度。見学よりもリラックスしたムードで部員と話すことができるので、部やサークルのことを根掘り葉掘り聞くチャンスです。もしその部に入らないとしても、新歓コンパには同じ新入生が多く参加しているので、同年代の友人をつくるいい機会にもなります。
もし先輩に知り合いがいるのであれば、そこから情報を集める方法もあります。例えば大学寮に入るなどした場合は、先輩寮生に「あの部はどうですか?」などと聞いてみるのもいいですね。
サークル・部活の選び方について解説しました。部やサークルの活動は、自分の人生においてかけがえのないものが得られる機会でもあります。とはいえ、自分に合わないサークルに入ってしまうことを避けるためにも、ぜひしっかりとリサーチをして自分に合った部・サークル選びをしてください。
(中田ボンベ@dcp)