イタリア旅行の持ち物チェックリスト! 忘れず持っていきたいアイテムは? 3ページ目
イタリア旅行中、洋服のコーディネートの限界がやってきます。長期滞在の場合は、旅行用の洗剤と洗濯物干しをセットにして持参し、ホテル内で下着や薄手の乾きやすい洋服などを洗濯することもおすすめします。アパートメントに滞在する場合でも備え付けの洗濯機は、日本製とは比べ物にならないくらい、脱水ができません。乾燥性気候のイタリアですが手絞りで水を切ることもありますので、洗濯機の設定を確認変更して選択にチャレンジしましょう。室内の乾燥防止にも洗濯ものを干すことは対策になりますのでおすすめします。
○イタリア旅行に必須の持ち物12 さまざまなTPOに対応できそうな洋服
洋服はシーズナリティも大事ですが、パーティ好きのイタリア人に現地で食事に誘われたり、招待されたり、ドレスコードのあるレストランへ出かける場合のために、ワンピースとジャケット、スラックスとジャケットのペアは1組用意してある方がいいでしょう。
靴もヒールのある靴、皮靴など、スーツケースに隙間があれば持参しましょう。イタリアの街角にはおしゃれな人が多く、「もっとおしゃれをしないといけないな」と思うほどみんなかっこよく颯爽と歩いています。現地で購入もできますが、1軒屋のブティックが多いので、気後れする人は通りの路面店でのショッピングは向かないかもしれません。現地調達もできますが、難易度が高く値が張ってしまいます。
また、冬は暖房をケチっている場所が多いため、イタリア人も部屋着としてユニクロのライトダウンやフリースを着こんでいる人を見かけます。そのくらい電気を節約して暖房をいれない場所もありますので、冬は暖かい格好を。逆に、夏は冷房や教会内の涼しさに対応できるよう、肌の露出を控えるためにもカーディガンを持参しましょう。
○イタリア旅行に必須の持ち物13 加湿グッズ
イタリアは、乾燥性気候のため特に冬は空気が乾燥します。ホテル内ではエアコンをフル活用するため、肌(特に顔、鼻)を保湿しないと乾燥します。保湿性の高いクリームや化粧品、ペットボトル加湿や簡易加湿器などの用意があってもいいと思います。
特に乾燥肌の人は注意が必要です。さらにのども乾燥しますのでのど飴なども持参するといいでしょう。
○イタリア旅行に必須の持ち物14 シャンプー・リンス・ドライヤー
いつもの生活が恋しくなるほど、イタリアのホテルのシャンプー・リンスはゴワゴワの仕上がり、ドライヤーはいつまでも髪が乾かないなどストレスが溜まります。コンビニなどに置いてある小さな容器(詰め替えしないようなサイズ)の普段使いのものがあると便利です。
ホテルアメニティも期待できないため、歯ブラシ、歯磨き粉があってもいいと思います。水も硬水のため日本とは少し違うシャワーになるかもしれませんので、ボディソープも持参したほうがいいでしょう。もちろん現地調達可能ですが、スーパーの場所やオープン・クローズ時間もまちまちなのでスーツケースに入れるスペースがあればなおよしです。
○イタリア旅行に必須の持ち物15 常備薬
いつも飲んでいる薬は忘れず準備し、鎮痛剤などがあるといいでしょう。食事はどのレストランで食べてもおいしく、ワインもおいしいのでむしろ食べ過ぎに注意です。胃薬や整腸剤を持参しましょう。
○イタリア旅行に必須の持ち物16 機内用スリッパ
機内で足やふくらはぎが窮屈になるため、せめてですが機内で過ごす時間は使い捨てのスリッパがあると便利です。日本人にとってその光景は不思議ではありませんが、その他の国の人は不思議に見えるかもしれません。トイレに立つとき以外はルームシューズやスリッパでゆったりと過ごしましょう。ネックピローや、時間がなくて読んでいない小説なども携行品に加えてもいいですね。機内の中は特にすることがないため、睡眠時間にあてるかゆっくりと時間を過ごして時差ぼけ対策をしていくことも大事です。
イタリアへの旅行についての持ち物のチェックリストでしたが1週間以上の滞在で何かしらのトラブルや忘れ物があることは普通で、何とかなることが多いので神経質にならずに、最低限の持ち物を準備して楽しんで行きましょう。
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街歩きやクーポラ、展望台、美術館巡りでイタリア旅行は足が非常に疲れます。歩きやすい靴、往復の移動での両足のむくみとりなど疲れを残さないよう気を引き締めて旅行してください。
執筆:つかさあおい
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。