大学入学のために引っ越し! 初期費用はいくらかかる? 先輩大学生の経験談 2ページ目
1位 新居の家具・家電などの購入 146人(49.8%)
2位 敷金・礼金 56人(19.1%)
3位 引越し業者に支払う費用 43人(14.7%)
4位 不動産会社に支払う仲介手数料 16人(5.5%)
5位 原状回復のための修繕費用 10人(3.4%)
1位は「新居の家具・家電などの購入」で、約半数に達しました。2位の「敷金・礼金」は、設定されていない物件もありますが、家賃の数ヶ月分が必要となる場合もあり、高額になるもののひとつです。3位は新居に持っていくものがある場合にかかる「引越し業者に支払う費用」でした。以降「仲介手数料」、「修繕費用」など、物件に関する費用が続いています。
■家具や家電を新しく揃えるのにお金がかかる!
今まで実家に住んでいた人では、一人暮らしとなると揃えるものがたくさんですよね。「家電は安いものを選んでも、トータルで結構かかってしまった(女性/23歳/大学3年生)」という人が多かったです。学生向けの物件には家具家電が付いている場合もありますが、そうでない場合には「1つ1つが高いから。備え付けではなかったから(女性/19歳/大学2年生)」とお金がかかりますね。「実家からいろいろ持っていったから(女性/20歳/大学2年生)」という場合には、引越し代が高くなってしまっていました。
また、「敷金礼金を3ヶ月分払ったため(女性/21歳/大学4年生)」に一番お金がかかってしまったという人も。敷金や礼金は引越し先の地域によって慣習の差がありますので、注意が必要ですね。
ポイント1. 引っ越しにかかった初期費用は3~5万円が最多
ポイント2. 一番お金がかかったのは新しい家具や家電の購入
大学入学で一人暮らしのために引っ越す場合、さまざまな費用がかかることがわかります。実家から持っていけるものが少ない場合、引っ越し代金を安く抑えられても、入居先で新たに買い揃えるものが多くなるため、お金がかかっている人もいました。一人暮らしの初期費用をできるだけ安くあげたいと思っている場合には、家具付きの物件を狙うというのもひとつの方法です。また、敷金礼金や仲介手数料など、物件に関する費用も大きくなることがありますので、注意して引っ越し先を検討しましょう。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年11月
調査人数:大学入学の際に、一人暮らしのための引っ越しを経験した大学生男女293人