1位　食費　302人(30.7％)
2位　洋服、靴、バッグなどのファッション費　195人(19.2％)
3位　交通費　116人(11.4％)
4位　メイク・美容費　87人(8.6％)
5位　娯楽費（趣味・習い事に使う費用）　80人(7.9％)
6位　交際費（友人や恋人との交際に使う費用）　65人(6.4％)
7位　水道光熱費　47人(4.6％)
8位　学費・教材費　36人(3.5％)
9位　通信費　24人(2.4％)
10位　家賃　21人(2.1％)

一番節約するところの1位も「食費」で、3割に達しています。食費は毎日のことなので、少しずつでも月にすると節約できる金額はけっこう大きくなるのかもしれません。続いて「ファッション費」。いまはプチプラの洋服も増えていますので、お金をかけなくても工夫して楽しむことは十分可能です。3位は「交通費」。電車やバスを使わず、歩いたり自転車を使ったりするのは、お金の節約だけでなく身体の健康にも役立ちますよね。

■できるところはこっそり？ 今どきの大学生の節約法

大学生が一番節約している費用は「食費」でした。お金をかけるのも食費、節約するのも食費。食費を節約している人は、「コンビニよりスーパー、スーパーよりドラックストアなどと節約している（女性／20歳／短大・専門学校生）」といった賢い節約を実践している人も多かったです。「ファッション費」については、「セールの時に買おうと思うから（女性／22歳／大学4年生）」としている人がいる一方で、「使えるものは使うから（男性／22歳／大学4年生）」としっかり節約している人もいました。

「交通費」については、歩きや自転車を使う人、定期をフル活用する人などさまざまでしたが、「少し家を早くでるなどすればお金も節約できるし、運動もできるから（女性／19歳／大学1年生）」というポジティブな考えで節約を考える傾向が強かったです。

お金をかけるのも、節約するのも毎日の「食費」がトップ。理由を見てみると、意外と堅実な大学生の考え方が見え隠れしました。大切な友人との交流が関係するような食費にはしっかりお金をかけ、そのほかのときには買い方を工夫したりして積極的に節約していることが明らかになりました。

この傾向は、ほかの出費にも共通しています。お金をたくさん使うことはあっても、ほかのところで質を落とさないように工夫して節約する、というのが今の大学生のスタイルなのかもしれません。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年10月
調査人数：大学生男女1018人（男子大学生517人　女子大学生501人）