【JR東海の先輩社員】広報部東京広報室:富久保晴彦さん 2ページ目

編集部:すい

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学生時代編「丁寧に向き合うこと」を学ぶ

富久保さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

富久保さん学生時代▲学生時代の富久保さん

一番頑張った取り組みは「サークル活動」です。新入生を対象に、大学周辺のお店情報などをまとめた情報誌を作成するサークルでした。たまたまサークルの雰囲気がよかったので入りましたが、意外とおもしろくて4年間ずっと頑張りましたね。

特に頑張った経験として覚えているのが、資金不足で雑誌の発行が危ぶまれた年のことです。私がサークルのまとめ役だったので、「何とかしないと」と思い、スーツを着て周辺のお店を回り、スポンサーになってもらえないか掛け合いました。お金の話なので最初はかなり警戒されましたが、どれだけ発行していて、どれだけの人に見てもらえているのかしっかりと説明し、何とかお金を集めることができました。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

まずはサークル活動の中で学んだ「物事と丁寧に向き合うこと」ですね。資金集めのときもそうでしたが、丁寧に一つ一つ積み重ねていかないと、外部の人と接したときにボロが出てしまいます。また、だんだんとサークル内部の人とも一致団結できなくなります。丁寧に向き合うことは、社会人になっても大事なことだと感じていますね。

また、学生時代に「旅をした経験」も、今の仕事に役立っていることです。「百聞は一見に如かず」ともいいますが、どんなものでも実際に見てみないとわからないものです。大学2年生のときに一人で九州一周の旅をしたのですが、九州新幹線が開業したことで盛り上がる街の熱気がとにかくすごくて、「駅一つができるだけでこれだけ街が盛り上がり、多くの人が喜ぶのは素晴らしい」と感じましたね。テレビの報道で見たことはありましたが、この熱気は現地に行かないとわからないものでした。そのときの気持ちは、今の広報の仕事でも意識していることです。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

富久保さんインタビュー2

私自身の経験なのですが、就活時は「自分を見つめ直すいい機会だ」と思い、それまでの自分の人生をまとめた「自分史」を作りました。このおかげで、小学生の頃はこんなことがあってこんなことを考えていたな、など一つひとつ振り返ることができました。就活では自己分析をして、自分の考えていることや弱い部分を改めて理解すると思いますが、「自分史」によって自分のルーツがストーリーで理解できたのは大きかったです。これは就活だけでなく仕事をする上でも役立っていることですね。

また、「いろんな人と話をすること」も意識してほしいです。私の場合は、親戚のおじさんが近くに住んでいたこともあり、よく話をしていたのですが、仕事をする上で大事にしていることや、社会人としてどんなことを考えているのか聞くことができました。人生の先輩の話は学生では気づかないことも多く、貴重な学びの機会となります。ぜひみなさんもいろんな人と話をして「社会人の物の見方」を知り、それを就活に生かしてほしいですね。


報道担当として日々の情報発信を担当する広報の仕事。慎重さだけでなく真摯な姿勢が求められるそうですが、そのプレッシャーに負けず見事に仕事を全うできているのは、学生時代に学んだ「丁寧に向き合うこと」が支えているからかもしれませんね。

DATA

趣味:一人旅
特技:泳ぐこと
就活で受けた企業:20社
志望していた業界:鉄道、エネルギー、海運、航空、不動産など
今の会社の魅力:日本の経済・社会を支える鉄道を運行させていること

文:中田ボンベ@dcp
写真:中邨誠
取材協力:東海旅客鉄道株式会社

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