学生ビジネスコンテスト キックオフイベントレポート  「不動産テック」を活用した部屋探しの新たなカタチとは?

学生の窓口編集部+
2017/11/13
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国内不動産業界の第一線で「不動産テック(不動産テクノロジー)の進化」を追求し、住まいに関する新サービスを生み続けているハウスコム株式会社。そんな注目すべき会社が、新しい発想を積極的に取り入れるべく、大学生を対象にしたビジネスコンテストの開催を決定しました。当レポートでは、全3回にわたり「キックオフイベント」、「予選会」、「決勝大会」の様子を追っていきます。第1回目となる今回は、10月18日に開催された「キックオフイベント」の様子をお届けします。

学生ビジネスコンテスト キックオフイベントレポート  「不動産テック」を活用した部屋探しの新たなカタチとは?

この日、会場となった品川区・ハウスコム本社には、当コンテストにエントリーした大学生 (5チーム×8名、計40名)が集合。学内・学外問わずサークルなどの所属団体ごとに編成されており、チーム同士としてはこの日が初顔合わせとなりました。

ここで、当コンテストの概要をお伝えすると、まずはキックオフイベントを経て、つぎに11月15日に「予選会」が開催されます。そこで、エントリー済みの5チームが各プランを発表し、それにより「決勝大会」へと進出する上位2チームが選出。そして「決勝大会」は、11月26日に不動産オーナーを中心とする業界関係者が集結するビッグイベント「不動産テック~これからの不動産を考える2017 in TOKYO~」内で開催され、最優秀チームが決定することになっています。

これらの詳細情報が発表されると、メンバーの緊張感と期待感がよりいっそう高まった様子。これからいったいどのような展開を見せてくれるのでしょうか。

学生ビジネスコンテスト キックオフイベントレポート  「不動産テック」を活用した部屋探しの新たなカタチとは?

そして、この日のキックオフイベントでは、審査員による当コンテストに寄せたプレゼンテーション、そして学生からの質疑応答の時間が設けられました。審査員として、当コンテスト主催者のハウスコム株式会社・代表取締役社長である田村穂(たむらけい)氏、そして、リクルート住まい研究所の宗 健(そうたけし) 氏、日本大学の清水千弘(しみず ちひろ)氏の計3名がご登場。まずは、田村社長からハウスコム社が主催となるビジネスコンテスト開催のきっかけ、およびハウスコム社の取り組みについて、ご紹介いただくことに。

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田村社長より
学生ビジネスコンテスト開催のきっかけについて

田村社長:「大学生のみなさん、我々ハウスコム社は今回のビジネスコンテストをとても楽しみにしています。なぜならば、みなさんの豊かな新しい発想に期待をしているからです。我々ハウスコム社は、AI(人工知能)を積極的に導入するなど、『不動産テックの進化』を追求している会社ですので、新しいことにどんどんチャレンジしたいところです。ところが新たな発想が出てきてはいますが、まだまだ足りていないのが現状です。そこで、今回は学生のみなさんが持つ自由な発想を求めて、大学生を対象としたビジネスコンテストの開催を決定しました」

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■―――ハウスコム社の取り組みについて

田村社長:「我々は、一言でいうと『賃貸仲介業』を行っている会社です。入居を希望されるお客様と入居募集中の物件を、希望に沿うように我々がマッチングし、マージン(手数料)をいただくというビジネスモデルで事業を行っています」

■―――そのようなビジネスモデルのなかで、気にすべきところ、課題とはずばりどのようなことでしょうか。

田村社長:「お客様にとって『何が正しい情報なのかがわからない』ということです。『自由の牢獄』とも言われていて、どういうことかというと、さまざまなことを自由に選択できる状況になってきているなかで『どの情報を頼りにすればいいのか』と、悩んでしまう状況だということです。賃貸物件についても、どれが自分に合う情報で、どの部屋が実際に自分に合うのかがわからなくなってしまっている。それが今、気にすべきところ、課題です」

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■―――具体的に、現在お客様はどういった情報を必要としているのでしょうか。

田村社長:「物件の物理的な情報はもちろんのこと、それ以外にお客さんが実際そこに住んでみた後に起こり得る未来の情報が必要とされています。これがまさにテーマである『住んだ先のベネフィット』ですね。そして、その情報が本当に正しいのかということも大切になってきます。そのような情報が求められるなかで、我々は『いまのビジネスモデルのままでいられるのであろうか』と、考えているわけです」

■―――変わることが求められる世の中で、今後どのように変化しようと考えていますか。

田村社長:「お客様にとって、本当の意味で役立つ、正しい情報を伝えることで、住む前にミスマッチを防ぎ、お客様にとってのよりよい住まいをご紹介したいと考えています。このように、我々は『どうすれば、住まいを通して人を幸せにすることができるだろうか』という大きな課題に日々向き合っています」

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■―――不動産テックを活用し、そこでハウスコム社が目指している姿とは

田村社長:「前述のように、住んでみた後に起こり得る未来の情報を伝えていくために、我々は現在『地域の豊かな情報』を伝えるプロジェクトについて推進しています。我々は自社で持つデータを集め、それをAIに機械学習させて、個人的なライフスタイルに合わせて『本当の意味でどんな部屋がマッチするのか』という情報を提供できる仕組みを作っています。このような仕組みで、今後、みなさんにより確かな情報をお届けできるようにするのが目標です」

■―――「住んだ先のベネフィット」を先回りして提供するサービス企業へと、進化を目指す

田村社長:「そして今後は、これまで紙や地図など2D(二次元)でご紹介していた物件情報を3 D(三次元)でご覧いただけるように進化させていけるものと予測しています。物件×間取×地域の情報を組み込んだVR(仮想現実)、そしてAR(拡張現実)、MR(複合現実)など可能性は様々です。また、3Dの世界を導入することで、住んだ先のいわば人生の分岐点まで見据えたご提案ができます。例えば『マンションを28歳で買い、結婚後にはリフォームして3DKにできます』とお伝えし、それがまさに3Dで体験できたりするわけです。このようないま私が描いている世界像というのはまだまだ小さい世界での話ですので、みなさんにはもっと広い視野から見た、意外性のある発想を期待しています。住まいというキーワードさえ押さえてもらえればどんな発想でもOKです。新たなお部屋探しのカタチについて、みなさんで話し合い、おおいに楽しんでもらえれば嬉しいです」

審査員からアドバイス
リクルート住まい研究所 宗 健(そうたけし)氏

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宗氏:「私もいろいろなプレゼンテーションに参加することがあるので、みなさんへ5つのアドバイスがあります。1つ目は『まずは論理的に組み立てて考えるよりも、日々の直観を大切に』。2つ目は『言われてみれば、あーそうだよねというのはスジがいい』。3つ目は『一言で説明できないものは、コンセプトがシャープじゃないので見直しを』。補足すると、10秒から20秒で説明できる範囲が目安ですね。そして4つ目は『儲かるか>社会的意義。社会的意義があれば儲かるはず』。お金が頂戴できるということは、社会的価値があるという考え方です。最後に5つ目は『ある程度、現実可能性についても考えてみる』ということです。ですが、制約をつけると規模がどんどん小さくなってきてしまうので、『あったらいいよね』という発想は、とても大切です。今回のコンテストは範囲が自由ということですので『すごい。それできるの?』っていう発想を目指すのか、現実的な発想でいくのか、どちらで勝負するのかも各チームで考えてみるとよいですね。ぜひ楽しいアイデアを期待しています」

審査員からアドバイス
日本大学の清水 千弘(しみず ちひろ)氏

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清水氏:「質問です。人は、なんのために家を買ったり借りたりするのでしょうか。―――研究の結果、しあわせになるために、家を買ったり借りたりするんですね。その幸せを実現するための不動産仲介のあり方を、ぜひ考えていただければと思います。そして『不動産仲介に関わる人は、何をすべきか』ということをまとめますと、『不動産情報整理の重要性』が挙げられます。不動産は情報の塊であり、家を売っているのではなく『情報を売っている』のです。先ほど、田村社長もおっしゃっていましたね。不動産仲介では、やはり『正しい情報』を提供することが重要です。そこで『正しい情報ってなんだろう? どのように提供していくの?』という課題があります。また、新しい不動産業の潮流としてお話しますと、海外ではすでに様々な不動産テックを導入している企業が出てきています。現在の日本には無くても、海外で採用されている不動産テックもありますのでご参考まで。これらの視点も踏まえて、世の中を変えるような新しいアイデアを出していただければと思っています。ぜひ頑張ってください!」

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■―――学生からの質疑応答について

学生:「今回のコンテストで提案してほしいビジネス案について、何年以内に収益化できること等の想定期間はありますか? 5年で成果を出したいなどの期間設定はあれば教えてほしいです」

田村社長:「ゼロベースで考えていただいてOKです。アイデアによって変わってくると思いますので、期間は問わず自由な発想を期待しています。現在に至るまでの背景をお話しますと、我々がスタートした1994年代というのは賃貸『仲介』業でしたが、今は賃貸『サービス』業になろうとしています。つまり『仲介』だけでなく、領域を拡げていくことでお客様にご提供するサービス向上をはかっています。将来のビジョンとしては、その賃貸サービス業の『賃貸』という部分をとってしまって『住まいのサービス業』、さらには『サービス業』へ……と、いうところまで広い視野をもって考えていければと考えています。ですから、みなさんの思考をもっともっと拡げていただけると嬉しいです」

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こうして、始まった学生ビジネスコンテスト。住まいを通して人を幸せにすることができるだろうかというハウスコム社のテーマのもと、学生が自由な発想をもって課題にチャレンジしていきます。第2回目となる次回は「予選会」の様子をお伝えしていきます。レジュメにペンを走らせ、真剣な眼差しが印象的だった各チームのメンバーたちの新しいアイデアに、乞うご期待。


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