ミャンマーのおすすめ観光地20選! 訪れるべき古代遺跡や仏教寺院を紹介 4ページ目
ミャンマー最後の王朝があった街マンダレーは、現在も旧王宮の建物が残されていて仏教文化と信仰の中心地です。ミャンマー最大級のマハムニパゴダやマハーガンダーヨン僧院などの仏教建築を見ることができます。古都マンダレーは、遺跡巡り以外にも、ゼージョーマーケットやその前で行われるナイトマーケットなどがおすすめで、ミャンマーの人々の暮らしを観察できる場所です。
古都の名前マンダレーを使った2016年ヴェネチア国際映画祭のヴェニス・デイズ部門で作品賞受賞した台湾人監督の映画「マンダレーへの道」は、ミャンマー出身で現在は台湾で活躍するミディ・ジー監督の作品です。
ミャンマーのおすすめ観光地12.チャウタッジー・パゴダ
ヤンゴンで一番大きな寝釈迦、高さ17.7メートル、長さ65.8メートルの巨大な寝釈迦仏がチャウタッジー・パゴダにいらっしゃいます。顔は穏やかで美しい"美人顔"のお釈迦様で、ミャンマーの人達にも大人気! 黄金に輝くその姿の前には、お釈迦さまに救いの手を求めているように見えます。
足の裏に描かれている108の絵は、涅槃の世界の仏門・宇宙・自然・動物など黄金の仏教宇宙観図を表現していると言われます。一説には足の裏に煩悩が出るとかなんとか……。市内からタクシーで15分、アクセスもよくミャンマーに行ったら絶対に外せない観光スポットです。
ミャンマーのおすすめ観光地13.ピュー古代都市群
ピュー古代遺跡群はミャンマー初の世界遺産として2014年の登録された、紀元前2世紀~9世紀頃まで繁栄したピュー王国の遺跡です。エーヤワディ川流域にあり、レンガ造りの楕円形に連なる城壁内には寺院やストゥーパ(仏塔)などの建造物が残っています。城壁内にはベーベー寺院やボーボージーパゴダなどが発見され、ピュー古代遺跡群の中で最大規模を誇るシュリークシェートラは5〜7世紀頃に建設されたといわれています。
城壁の中心部には博物館があり、ヒンドゥ教の神像ブラフマー、シヴァ、ラクシュミー女神などが展示されています。仏教とヒンドゥ教が共存し信仰されていたかどうかは分からず、不明です。
世界3大仏教遺跡として有名な「バガン」よりも歴史は古いのですが、アクセスがあまりよくないため、観光客は少なめでオプショナルツアーもその古代都市群の謎に深く迫るため1泊2日の設定が多いのが特徴です。
ミャンマーのおすすめ観光地14.ガパリビーチ
アジアNo.1ビーチに選出されたことのある、ミャンマーを代表するリゾート地、ガパリビーチはイギリス植民地時代から開発され、長い海岸線を持つベンガル湾を望むビーチです。白い砂浜とのんびりした雰囲気が人気で、手つかずのビーチは「アジア最後の秘境」といわれるほどです。
とはいえ、まだまだミャンマーのビーチリゾートは開発途上。村全体がビーチのようになっていて、漁業を生業として生活してきた人とともに釣りを楽しんだり、触れ合ったりする機会が多いのも嬉しい限りです。
アクセスはヤンゴン空港からは飛行機でおよそ1時間の場所にあり現在ホテルの建設ラッシュ中です。先取りでアジアの秘境ビーチを楽しんでみてはいかがでしょう。ホテルによっては、無人島へのチャーター便が出ているところもあります。
ミャンマーのおすすめ観光地15.ウー・ペイン橋
マンダレー周辺の街、アマラプラにある160年前にかけられたチーク材のウー・ペイン橋は木造橋で全長およそ1.2kmもある今も現役で利用されている橋です。映画「ビルマの竪琴」で背景にたびたび出てきた場所であり、そこからすぐの場所には国内最大級、最高位の僧院のひとつマハガンダー僧院があります。
ウー・ペイン橋にかかる木材は、横板一枚ずつの間がとても広くギシギシ音が立ち、湖の上を綱渡りしているような感覚にも陥ります。何か落し物をしたら絶対にもどってこないだろうな、と思う程で、橋を渡る時は少し身震いします。もちろん、木材は不揃いでヒールは不向き、雨季には橋の下が一面水浸しになり、乾季には全て干上がってしまう古い生活道路です。行き交う人々の中には僧侶もいてアマラプラの生活を感じさせられます。