ミャンマーのおすすめ観光地20選! 訪れるべき古代遺跡や仏教寺院を紹介 2ページ目
ミャンマーのおすすめ観光地1.バガン遺跡
アンコール遺跡(カンボジア)、ボロブドゥール遺跡(インドネシア)とバガン遺跡は「世界三大仏教遺跡」と言われ、アジア最大規模の仏教遺跡群として知られています。バガンは、11世紀~13世紀にかけてエーヤワディ川の東岸でバガン王朝として繁栄していました。無数のパゴダ(仏塔)が当時は数十万塔建設され、41万平方kmの敷地に今は2000棟ほどしか残っていません。
絶景ポイントは朝もやの森林にそびえる数々の仏教遺跡観光で、オプショナルツアーでは熱気球からバガン遺跡と朝日を鑑賞するコースが大人気です。ジャングルのような大地にパゴダが点在する聖地を上空から見ることができたら、どんなに御利益があることか。決して同じパゴダ(仏塔)を作らない、という慣習があったためひとつひとつが異なります。時代によっても様式が異なるため、じっくり見ると見応えがあります。まだ世界遺産に登録されていませんが、ミャンマーの世界遺産暫定リストにはいっているという噂の、世界遺産先取りの大注目の遺跡群です。
ミャンマーのおすすめ観光地2.アーナンダ寺院
世界三大仏教遺跡の1つに数えられるバガン遺跡の3000を超える大小の仏教寺院の中で最も美しい寺院が、アーナンダ寺院です。アーナンダには、「ブッタの教えは永遠である」との意味があり、チャンスィッター王がそれをヒントに設計した寺院と言われています。赤茶色の寺院群とは違い、抜きん出て美しく見えます。
「アーナンダ」は釈迦の一番弟子の名前から取ったという諸説もあり、63m四方の大伽藍、東西南北にある高さ20mの美しい仏像などは荘厳で、美しく華麗な寺院はここでしか見られない貴重な寺院です。ミャンマー内の寺院は土足禁止ですのでここでも裸足で移動しましょう。
ミャンマーのおすすめ観光地3.タビィニュ寺院
ミャンマーにあるタビィニュ寺院は12世紀中頃の建立でバガン朝時代の中心部であるオールドバガンの寺院でも美しさでは有名で、特徴はバガン随一の高さを誇る大伽藍です。建設者はアラウンスィトゥ王と言われています。
寺院の向かいには「タビニュ僧院」があり、日本人戦没者慰霊碑が祀られています。第二次世界大戦中に戦死された方々の慰霊碑もあります。日本語で書かれたモニュメントやお供え物の水などがあってとても感慨深い場所でした。
ミャンマーのおすすめ観光地4,ブーパヤー・パゴダ
エーヤワディ川を見下ろすように立つ小さな仏塔、ブーパヤー・パゴダは、サンセット、夕日の眺めも美しい、ミャンマーに住むローカルの人々からも人気の観光スポットです。
ピューソーティー王によって3世紀に建設されたとされる最古の仏塔ですが、35年前の大地震の被害に遭い、現在の建物はのちに再建されたものです。ブーパヤーという名前は「ひょうたんの形をした」という意味もあり、金色に輝く塔が、不思議と丸みを帯びたひょうたんにも見えてきます。バガン日帰り観光ツアーでもコースに入ることが多いので、ぜひ足を運んでみて下さい。
ミャンマーのおすすめ観光地5.チャイティーヨー・パゴダ(ゴールデンロック)
ミャンマーの神秘のパワースポット、"落ちそうで落ちない"黄金色の巨大岩、チャイティーヨー・パゴダはミャンマー屈指の巡礼地として全土から人々が訪れる、眼下には山の絶景が広がる場所です。岩の上には高さ7メートルほどの仏塔があり、仏陀の頭髪が収められているとされます。
芸能方面や受験、運気など、とにかく何かに"落ちないように"と祈る人が殺到します。アクセスはヤンゴンから車や鉄道で5時間かかる場所にあり、立地が非常に悪いため、オプショナルツアーに参加することをおすすめします。ミャンマー人も一生に一度は訪れたいと願う"聖地"。仏陀の頭髪が微妙な岩のバランスを保っている、という伝説もあるそうです。