インドネシアのおすすめ観光地20選! バリ島だけじゃない、アジアの楽園の魅力を紹介 2ページ目
インドネシアのおすすめ観光地1.独立記念塔(モナス)
インドネシアの首都ジャカルタにある、市内を一望できる高さ137mの大理石の記念碑独立記念塔(モナス)は、日本からの独立を記念して建てられたモニュメントです。先端の炎のモニュメント部分は「永遠に燃え続ける炎」という闘志の気持ちを乗せているそうです。素材は35gの純金が使われており、地下が歴史博物館になっていてます。オランダ植民地時代や日本植民地時代の話はもちろん、独立に日本がどうか関わったのかなどの説明と、第二次世界大戦の頃の日本軍占領時代の展示もあります。
インドネシアのおすすめ観光地2.ボロブドゥール寺院遺跡群
インドネシアのジャワ島中央部にあるボロブドゥール寺院遺跡群は、世界最大級の仏教寺院で、1814年ジャワ副総督(イギリス)によって発見されました。シャイレーンドラ朝時代の建立と言われています(760〜850年)。火山灰に埋もれていたのを1814年に発見され、未だに解明されていない謎も多い未知の寺院です。
密林のジャングルに眠っていた遺跡は、曼荼羅を立体的に見せていると解釈されていて、構造はピラミッドのようで三界(下から欲界・色界・無色界)を表します。504体の仏像と2672面のレリーフがあり、仏教文化を伝える建物です。
観光するなら、混雑しない朝(夜明け前)がおすすめ。頂上からの眺めは仏教の聖地そのもので、朝晩の靄がかかるなか見学するとより神秘的です。
インドネシアのおすすめ観光地3.ジョグジャカルタ
ジャワ島の南部、ジャワ文明揺籃の地といわれているジョグジャカルタは、長年統治してきたスルタン(君主)の王宮で、ジョグジャカルタ王宮や、スルタンの離宮「タマン・サリ」(インドネシア語で花園の意味)や世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡群、プランバナン寺院群があります。
古都ジョグジャカルタは、インド最古の叙事詩「ラーマ・ヤナ物語」のラーマ王子の国、アヨーディヤーにあやかって名付けられたという諸説もあります。伝統的なジャワ美術の中心地でガムランやジャワ舞踊などスルタンの宮廷で披露されたものや、人形劇「ワヤン・クリッ」は見どころのひとつです。2006年の大地震では5000名以上が犠牲になり、タマン・サリが崩壊して現在は立入り不可となっていますが、魅力あるジョグジャカルタはインドネシアの観光の拠点となっています。
インドネシアのおすすめ観光地4.イスティクラル・モスク
ジャカルタの中心部にある、インスティクラル・モスクは、人口の87%がイスラム教徒のインドネシアでは大切なイスラム教徒のモスクです。その大きさは東南アジア最大とも言われていています。巨大な礼拝所はジャカルタの独立記念広場の隣にあり、1984年に完成しました。白亜の直径45mのドーム型の建物と、銀色の壁と金色の天井が印象的で、その巨大な空間に圧倒されます。イスラム教徒でなくとも入ることができますが、肌を露出した服装はNGです。
インスティクラル・モスクでは、「親切な人が案内してくれるなぁ」と思ったらお金を要求されるなどのガイド詐欺トラブルがあるため、親切心を装って寄ってくる人には注意して下さい。
インドネシアのおすすめ観光地5.プランバナン寺院遺跡群
ジョグジャカルタの東17km、車で約45分の場所にあるヒンズー寺院プランバナン遺跡群は、仏教遺跡とヒンドゥー教遺跡が混在する寺院遺跡跡です。9〜10世紀に建てられたと考えられていて、6つの堂のロロ・ジョングラン院のとんがり屋根が特徴的です。
王族文化が残した美しい光景のプランバナンでは、3つの聖堂が有名で、フィシュヌ、ブラフマ、シヴァの3神の石像が安置されています。また、シヴァ堂の外壁を飾る「ラーマ・ヤナ」の壁面レリーフもじっくり見てほしいものです。地震の被害で崩壊しているところもありますが、敷地内を限られた時間内でもいろいろ回ってみることをおすすめします。
プランバナン寺院遺跡の中にはセウ寺院があり、一晩で築かれたという伝説とともに、力士のような体型の守護神の像「クベラ」も見られます。