【三越伊勢丹の先輩社員】海外事業本部 海外営業統括部 MD担当:川久保昂さん

編集部:すい

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三越伊勢丹の川久保昂さん

プロフィール:川久保昂(かわくぼ たかし)
明治大学商学部卒業。2014年入社。入社後2年間、伊勢丹新宿店で婦人服の販売を経験。3年目から海外事業部へ異動し、リビング商品のアシスタントバイヤーを務めながら、マレーシアISETAN The Japan Store、フランスThe Japan Store ISETAN MISTUKOSHIのオープンに携わる。今年4月より同事業部にて、婦人服のアシスタントバイヤーを担当。

最近、「メイド・イン・ジャパン」、いわゆる日本製のモノの価値が見直されつつあるそうです。そんな中、百貨店としてフランスとマレーシアに店舗を設け、日本のプロダクトのよさを発信し始めた三越伊勢丹。アシスタントバイヤーとして製品の選定やイベントの企画などを行っている川久保さんにお仕事のおもしろさについて伺いました。

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社会人編プロ意識を持ってサービスができる仕事を求めて

今のお仕事はどんな内容?

日本の良質なプロダクトを海外に発信していくために、三越伊勢丹とクールジャパン機構が共同出資をして、昨年パリに「ザ ジャパン ストア イセタン ミツコシ パリ」、マレーシアに「イセタン ザ ジャパン ストア クアラルンプール」というお店をオープンしました。僕はそこで、去年はリビング、今年は婦人服のアシスタントバイヤーとして、海外で喜んでもらえるような日本の商品の選定や、イベントの企画をしたり、時にはお買場(※)に立つこともあります。

去年はリビング担当で、取り扱う商品は、寝具や江戸切子、風鈴といった伝統工芸品でした。今年は婦人服担当になり、TVアニメとのコラボファッションなども扱っています。取り扱うものが全く変わったので、最初はいろいろと戸惑うことも多かったです。それでも、メーカーの方や職人さんにお話を聞いて勉強することで、お客さまに説明できることも増え、それによって喜んでいただけるのがやりがいにつながっています。

(※三越伊勢丹では「売り場」のことを「お買場(おかいば)」と呼ぶ。)

一番楽しかった&つらかった仕事は?

川久保さんインタビュー1

マレーシアの店舗がオープンしたのは昨年の10月でしたが、そのときはとても大変でした。国内の出張も行ったことがなかったのに、いきなりクアラルンプールに行けと言われ、そのとき上司はパリに、もうひとりいる同僚は東京にいて。上司や仲間に相談したくても時差で連絡がつかないなど、とにかくバタバタだったんです。しかし、その初出張を何とか乗り越えて、今となっては地図を見なくてもクアラルンプールの街を歩けるようになりました。マレーシアの経済成長は目覚ましくて、行く度にビルが建っていたり、地下鉄が通ったり、そんな変化を目にするのも楽しいですね。

僕はお客さまがいてこその三越伊勢丹だと思っているので、お客さまと接する時間を一番大切にしています。マレーシアでは自分の得た知識を駆使して商品のストーリーを説明するのですが、そうするとマレーシアのお店に滞在している間に、もう一度僕に会いに来てくださるお客さまもいらっしゃるんです。マレーシアのお客さまはわかりやすくキャッチーなもの、例えばブランドのロゴマークがドンとついているような商品を気に入られます。日本の文化との違いがあるので、現地のスタイリストへの説明も大変なのですが、「川久保さん!」と声をかけてくださるお客さまがいると、そんな苦労も報われる気がします。お客さまより、自分のほうがうれしくなって、この仕事のやりがいを感じる瞬間ですね。

今の会社を選んだ理由は?

中学生のとき職場体験で、僕はパイロットに興味があったので、自分で航空会社に電話して体験させてくださいと言ったことがあるんです。普通は学校の近くの会社やお店などに行くので、先生に驚かれましたし、先方にもパイロットの職場体験は難しいと断られてしまいました。それでも諦めずに電話したところ、体験ではなくパイロットの方と会わせることはできると、お返事をいただくことができました。後で聞いたのですが、断ることは簡単だけど、そうすることで中学生の夢を壊してしまい、会社のイメージダウンにもつながりかねないということで、受けてくれたんだそうです。そのときの経験から、おもてなしやサービスに対してプロ意識がある仕事をしてみたいと漠然と思っていました。

就活では航空業界を第一志望では見ていましたが、そうしたおもてなしやサービスができる業界として百貨店やホテルなども見ていました。そして、三越伊勢丹を受けたときに個人面接をしてくれた方がたまたま羽田ストアを作った人だったんです。「三越伊勢丹であれば、こういう航空業界に関連するような仕事もできるんだよ」と話してくれて、何にでも挑戦できそうなところに魅力を感じてこの会社を選びました。

僕が入社1年目のとき、たまたま耳にした先輩社員の言葉をきっかけに、「イタリアウィーク」というイベントに関する企画書を書いてみたことがあるんです。それをマネージャーに見せたら、その場でバイヤーに連絡を取ってくれ、「今から行きます」とすぐに打ち合わせに。そのまま、あっと言う間に企画が実現したということがありました。お客さまのためだったら、たとえ入社1年目の若手でも何でもチャレンジできる、プロ意識のある会社だということを実感しています。

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