【三越伊勢丹の先輩社員】紳士・スポーツ統括部 新宿商品部 インターナショナルクリエイターズ アシスタントバイヤー:杉田修平さん

編集部:すい

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三越伊勢丹の杉田修平さん

プロフィール:杉田修平(すぎた しゅうへい)
九州大学大学院 統合新領域学府卒業。2014年入社後、伊勢丹メンズ館で2年間販売の仕事に従事。2016年4月より現在の紳士・スポーツ統括部 新宿商品部においてアシスタントバイヤーを務める。

百貨店と言えば、すでにできあがっているものを売る仕事というイメージがありますよね。今回お話を伺った杉田さんは、学生時代からデザインに興味があり、自分で服作りも手がけた、どちらかと言えば物を作るタイプ。販売の側面が強よそうな百貨店という業態の三越伊勢丹を選んだのは、一瞬不思議に感じられるかも知れませんが、実は自然な流れだったのです。そんな入社の経緯を伺いました。

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社会人編ルーティンのない仕事だからこそ、常に判断が求められる

今のお仕事はどんな内容?

商品部というところで、伊勢丹メンズ館2階の店頭で販売する商品をメーカーから買い付ける、バイヤーのアシスタントをしています。どのメーカーから何を仕入れるかといった大きな話はバイヤーが決めて、それ以降の展開、つまり、どのようなところに並べるかといった装飾の話から、どういう訴求をするか、どういうお客さまに向けてアピールしていくかなど、細かい点を詰めていくのが仕事です。毎回これをする、といったルーティンは決まっておらず、なんでもやるという感じですね。

輸入品であれば、税関を通す際に何か問題が起きることもあります。そうすると担当部署からどうしたらいいかという問い合わせがあるので、自分で判断できない場合はバイヤーに相談しながら対応するなど、日常的に判断を迫られることがけっこうあります。お買場(※)のスタッフから、この商品が入るはずなのに入っていないなどと言われれば、メーカーに問い合わせますし、万が一遅れているならばどうするかを考えたり、いろいろな部署の間を取り持ったり、コミュニケーションを密に取ることも求められます。バイヤーである僕の上司は、部下に任せてくれるタイプなので、大変な面もある一方で、責任、やりがいも感じます。

(※三越伊勢丹では「売り場」のことを「お買場(おかいば)」と呼ぶ。)

一番楽しかった&つらかった仕事は?

杉田さんインタビュー1

今の部署に異動になり、アシスタントバイヤーをするようになったのは去年からなのですが、主に催事の担当を任されました。具体的には、ホテルなどの場所を借り切り、何を販売するかという商品の展開を考え、お買場の図面を引き、どういうふうに売っていくか訴求の方法を工夫します。催事は2カ月ぐらい前から準備を始めるのですが、毎月のように開催されるので、いつも複数の催事の準備をしながら実際のお買場にも立つというように、同時並行で進めなければならないのが大変でした。催事を担当するというのは、1つのお買場を自分で切り盛りするようなイメージなので、社内のコミュニケーションも大事です。しかし、一方でそこに商品を提供してくれるお取組先とのやりとりにも気を遣わなければなりません。そんな大変な日々を過ごしてきたおかげで、ずいぶん鍛えられたと思います。

楽しかったエピソードとして思いつくのは、入社して2年間携わった販売の仕事でのことです。今から1年半ぐらい前、メンズ館1階の入り口横にイベントを展開するスペースがあって、そこでアニメ作品の「機動戦士ガンダム」とコラボした企画をすることになりました。社内で立候補をして担当になり、取り扱う商品の企画提案などをさせてもらったので思い出深いですね。いろいろなメーカーにガンダムとコラボした商品を作っていただき、先行販売や店舗限定など、さまざまな商品をラインナップしました。すると、普段はメンズ館に足を運ばないような男性や女性のお客さまがご来店され、店頭でどんどん買っていく姿を目の当たりにできたのは、とてもうれしかったです。

今の会社を選んだ理由は?

僕は学生時代にデザインを勉強していたこともあって、自分で服を作っていました。ファッションに関わることに携わりたいという漠然とした思いはあったので、好きなブランドに自分の作った服を売り込みに行くなど、このまま研究を続けるのもいいかなと思っていました。会社に入るということを、あまり真剣に考えていなかったんです。そんな中で、大学院の1年目に、三越伊勢丹のインターンシップに参加する機会があって、3週間ぐらい販売と商品部の仕事をさせてもらいました。ある意味これが入社のきっかけだったと思います。服を売り込みに行ったブランドの方から、「絶対三越伊勢丹に行ったほうがいいよ」と背中を押されたこともあり、せっかくのご縁を生かしてみようかと思ったのが、三越伊勢丹を選んだ理由です。

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