ロシアのおすすめ観光スポット20選! 世界遺産など訪れるべき場所を紹介 5ページ目
1928 年、モスクワ川に沿って作られた細⻑く広がった公園で、その一部としてニスクーシニィ庭園や国立モスクワ大学の緑地区を含み250ヘクタールもの広大な敷地面積を誇ります。アメリカの小説家マーティン・クルーズ・スミスの執筆した「ゴーリキーパーク」という小説、またそれを原作とした映画の舞台にもなりました。
この公園最大の特徴は、観覧車やジェットコースターといった遊具や、美術館、ジョギングコース、サッカーコート、ボルダリング場、スケートリンクなどなど、たくさんの施設が併設されている点です。旅行の小休憩、息抜きに訪れてみるのにおすすめです。
ロシアのおすすめ観光スポット17.宇宙飛行士記念博物館
1981 年、人類史上初の宇宙飛行士ユーリィ・ガガーリンの地球軌道周回を祝して建てられた博物館で、ガガーリンに関する資料はもちろん、宇宙に行った犬のはく製やロシアの有人宇宙船ソユーズの模型といったロシアの宇宙開発に関する資料だけでなく、ISS(国際宇宙ステーション)の模型やアメリカや中国といった他国の資料も展示されています。
特におすすめなのがフライトシュミレーターで、これはロシアの宇宙飛行士訓練校であるガガーリン宇宙飛行士訓練センターで使われているものと全く同じものが展示されています。宇宙開発の歴史の中で重要なものばかりなので、宇宙が大好きな人は興奮すること間違いないでしょう。
ロシアのおすすめ観光スポット18.グム百貨店
グム百貨店は、赤の広場、レーニン廊の向かい側にある百貨店で1893年に建設されました。「グム」とはロシア語で「総合百貨店」を意味し、売り場面積30000平方メートルの広⼤な敷地の中に200以上の店舗が軒を連ねています。
1階はルイヴィトン、エルメスといったラグジュアリーブランドが中心で2階はリーバイスといった日本でもおなじみのカジュアルブランドが中心、3階はソニーやアップルなどの電化製品の直営店や雑貨や陶器を扱うショップ、フードコートが並んでいます。店舗だけでなく、百貨店自体の外観や内装がまるで宮殿のような豪華な作りになっているのも特徴で、有料の超豪華なトイレもあります。ショッピングせずに建物の中を見て回るだけでもおもしろいかもしれません。
ロシアのおすすめ観光スポット19.ロシア国立歴史博物館
ロシア国立歴史博物館は、赤の広場入口の付近と、マネージュ広場を挟んだところにある、ロシア国内の歴史に関する資料を時系列に並べた博物館です。1872年にアレクサンドル2世の命で建設がスタートし、1883年にアレクサンドル3世の戴冠式に合わせてオープンしました。
この博物館は石器時代から 20 世紀初頭までのロシアに関する発掘品や絵画といった収蔵品 500万点、さらに1400万点に及ぶ膨大な文章、史料を保管しています。ロシアの歴史についてなにも予備知識がなくても、展示されているものを見終える頃には、すっかりロシアに詳しくなっているでしょう。
ロシアのおすすめ観光スポット20.聖ワシリイ大聖堂
聖ワシリイ大聖堂は赤の広場の南側に建つロシア正教会の聖堂で、正式名称を「堀の生神女庇護大聖堂(ポクロフスキー大聖堂)」と⾔います。1551年から 1560年にかけてイヴァン4世が、カザン・ハン国への遠征を成功させたことを記念して建てられた聖堂で、世界遺産にも登録されています。
中央の主聖堂を8つの小聖堂が取り囲む形で構成されていて、計9つの聖堂それぞれがドームを持ち、高さ、大きさ・装飾が全て異なっているスケールの大きな聖堂です。カラフルなタマネギ型の屋根を持つ外観だけでなく、内部に展示されているイコンや壁画も見ごたえがあります。
ロシアのおすすめ観光スポットはいかがでしたか? 歴史的建造物も魅力的なロシア。フェリーで行けば安く行くことも可能です。ぜひ友達や恋人と、ロシアへ足を運んでみてはいかがですか?
執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。