【味の素冷凍食品の先輩社員】業務用事業部 開発マーケティンググループ:朴泰洪さん

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味の素冷凍食品の朴泰洪さん

プロフィール:朴泰洪(ぱく てほん)
青山学院大学 経済学部 経済学科を卒業し、2011年に味の素冷凍食品に入社。新人時代は中部地域で、業務用冷凍食品の営業を担当。2015年に現在の開発マーケティンググループに異動になり、業務用冷凍食品の商品開発やマネージメントに携わる。

私たちの生活になくてはならない冷凍食品。餃子やチャーハン、ハンバーグなどスーパーの冷凍食品コーナーに並んでいる商品だけではなく、パック詰めのお惣菜総菜や、レストランなどの外食、学校給食など実は消費者が直接目にしないところでも大活躍しています。今回登場していただくのは、味の素冷凍食品に入社以来、業務用の冷凍食品を担当してきた朴泰洪さん。「食のプロ」に対して商品を売る仕事のおもしろさや難しさ、そして今の朴さんを作ってきた学生時代の体験について、お話をうかがいました。

社会人編冷凍食品のニーズを探り、生産から流通までを管理

今のお仕事はどんな内容?

朴さん1

うちの会社で扱っている冷凍食品には、スーパーで売っているような家庭用商品と、外食やお惣菜などに使われる業務用商品があります。僕は後者の業務用事業部に所属して、開発マーケティンググループで業務用コロッケやフライを担当しています。開発マーケティンググループの業務は、担当商品の売上や利益を管理しながら、目標とする予算を達成するために新製品を開発したり、投入したりするマネージメントの仕事。まず市場や競合、自社を分析し、具体的に今何が売れていて、何が成功しているのかを探ります。業務用商品であれば、生活者と提供者にそれぞれのニーズがありますよね。それに対してどんなものを開発・投入すれば、業績が上げられるのかをお客様のヒアリングを通し、営業マンと一緒に考えていきます。

さらにそうした分析を元に、新商品を作って売るためのマーケティングプランを作成します。その流れを各部署に理解してもらい、目的を達成するためにどこの部署が「いつまで」に「何を」しなければいけないのかを調整し、生産〜販売までの流れをコントロールしています。原材料の調達から研究センター、工場、営業と、本当に多くの部署との協力関係が必要で、スムーズにやり取りを進めるのに苦労することも。でも生産の流れ全体が俯瞰できるので視野が広がりますし、マーケティングというものを体系的に学べます。それが今の仕事の魅力ですね。

一番楽しかった&つらかった仕事は?

今の部署に配属される前は、名古屋で4年間業務用冷凍食品の営業をしていました。入社3年目のとき、名古屋最大手の喫茶店にデザートのケーキを入れることができたのが、今までで一番印象に残っている仕事です。その喫茶店は重要取引先でしたが、うちの会社はそれまで商品を入れることができていませんでした。若手でありながら大きな担当を持たせてもらったので、結果を出したくて粘り強く提案を続けていました。とにかくお客さまが欲しいものを知ることが大事だと考え、お客さまとお話する機会を増やす工夫を常に考えていました。例えば、問い合わせがあったとき通常なら商品サンプルを発送することもあるのですが、極力お客さまとの接点を持ちたくて、直接商品サンプルを持参したり、何度も訪問してヒアリングを重ねることで、なんとか採用につなげることができました。

同じ営業でも、業務用商品は家庭用商品のように広告やCMはありませんし、「味の素」というブランド名も表に出ません。営業自身の提案ひとつで、いかにお客さまの信頼を得て商品につなげるかが求められています。あのときはケーキを入れてもらうまでに1年かかりましたが、課題解決ができたときの達成感は大きかったですね。そして改めて、業務用食品営業の基本を学んだ気がします。今の仕事は現場から少し距離がありますが、やはり「現場の声に答えがある」という考えは変わりません。営業との情報交換や現場でのヒアリングも大切にしています。

今の会社を選んだ理由は?

僕の時代は就職氷河期で、就活を始めた当初はメーカー、金融、不動産、証券とかなり幅広くアプローチしていました。でも途中で「好きなのは食べることだった」と気がついて、食品・飲食業界に絞れるようになりました。中でも味の素冷凍食品に惹かれた理由は、味の素社から分社化されて、まだ若い会社だということです。世界で知られたブランドである一方で、フレキシブルにチャレンジできる風土がありそうだと魅力的に感じました。また、面接では先輩社員と話せる機会があり、その方の言葉から、お客さまとの信頼関係を第一に考えるという社風が伝わってきました。「冷凍食品の価値によって世の中をよくしたい」と、大きな理想を語っていたことに感銘を受けました。

入社して働き出しても自分の思っていた通りでした。たとえば先ほどお話ししたように、入社3年目の若い営業担当者が、地域で最重要の得意先を持たせてもらえるのはめずらしいことです。他社では比較的年配の営業や、役職ある方たちが担当されていましたから。そのくらい、やる気があればチャンスをくれる会社です。

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