【味の素冷凍食品の先輩社員】マーケティング本部 家庭用事業部 東日本営業部:土屋大志郎さん 2ページ目

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学生時代編挫折を乗り越えて続けた部活動が今も力に

土屋さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

学生時代の土屋さん

▲学生時代の土屋さん

大学の陸上競技部に所属して4年間部活動を続けたことです。でも後半2年は、部の運営スタッフとして、でした。箱根駅伝を目指すチームで2年生まで選手として活動していましたが、怪我で伸び悩んでいるときにスタッフに選出されて、競技を諦めざるを得なくなりました。部員250名に対して、運営に携わるスタッフが5人ほどいるのですが、毎年伝統的に選手から選ばれることになっています。選ばれたメンバーは必然的に裏方に回らなければなりません。考えてみれば酷なことですよね。そのときは、すごく落ち込みましたし、その後も気持ちを切り替えることができず、心に悔しさを抱えたまま活動を続けていました。

スタッフの仕事は選手や先生、OBのサポート、メーカーやメディアへの対応、合宿や遠征の手配など、部活動に関する雑務すべて。相当大変で、大学時代はそれに明け暮れた感じです。ですから最後の年に、日本インカレで、チームが総合優勝したときは、頑張った甲斐があったと思いました。部員みんなに感謝の胴上げをしてもらったことは、今もいい思い出です。高校から陸上を頑張り、箱根駅伝を目指して入部しましたが、結局芽は出ませんでした。競技者として夢が叶わなかったのは残念でしたが、世の中は広く、上には上がいることを実感できたのはいい経験だったと思います。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

やはり部活を最後まで続けたことですね。スポーツの世界では、自分がどんなに頑張っても報われないことがあります。正直に言うと、競技を諦めた時点で投げ出したい気持ちもありましたが、最後まで活動を続けることを選びました。その経験があるから、へこたれそうなときも自然に「何とか粘ろう」という思考が働くような気がします。それは今の営業スタイルにも通じているように思います。

また、部活のスタッフをやっていると、刺激をもらえる仲間や影響し合える人と多くの出会いがありました。その結果、人に対してとても興味が湧くようになりました。これは営業の仕事には、大事なことだと思います。商談をしていてもバイヤーの人となりや、「なぜこの人はこういう事を言うのだろう?」という小さなことも気になって、どんどん聞いてしまう。それによってコミュニケーションが密になり、お互いの考え方を理解し合うことに役立っていると思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?


好きなこと、思ったことをたくさんやればいいのではないかなと思います。僕の場合、学生時代の一番大きな経験は部活動ですが、たまの休日に思い切り遊んだことも良い思い出です。特別なことじゃなくても、とことんやれば、いろいろな経験ができて、いろいろな人と出会う機会があると思います。その経験の中で笑ったり悩んだりしながら成長できるのは学生の特権だと思います。

土屋さん2

「今の目標は、ものを売る本物のプロになること。そしてゆくゆくは、商品が売れるしくみを作れるプロになりたいですね」と土屋さん。学生時代に培ったコミュニケーション力を活かして、冷凍食品の価値を広め、新たな市場を開拓したいという強い意志が伝わってきました。

DATA

趣味:息子と遊ぶこと
特技:マラソン
就活で受けた企業数: 約10社
就活で志望していた業界:スポーツ、食品
現在の会社の魅力:結果も過程も見てくれるところ

文:鈴木恵美子
写真:山野浩司
協力:味の素冷凍食品株式会社

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