香港のおすすめ観光地20選! 治安や旅費など気になるポイントもチェックしよう 4ページ目
香港の巨大なスラム街「九龍城」は1993年に取り壊されて、今名前だけが残り、新しい街へ変貌を遂げました。その後は、九龍城塞公園として、市民に開放されています。大きな公園の大部分は庭園で、取り壊しの際に発掘された大砲や門の土台などを今見ることが出来ます。
また、街はアジア各国の評判のレストランが出店して、香港人の食通が週末に遊びに来ておいしいものを食べて帰ったり、九龍城街市(市場)で食材を求めたりと様変わりしています。タイやベトナムなどのエスニック料理店が多く、毎日いろいろなにおいが混じりあい独特の文化をつくりだしています。
香港のおすすめ観光地12.油麻地(ヤウマティ)
九龍ネイザン・ロードの西側エリアにある「油麻地(ヤウマティ)」は中国の変わらない街並み、風景を醸しだしています。特に夜の雰囲気がいい、ナイトマーケット「廟街(ミウガイ)」が中国門付近にたくさん出店し賑わいます。廟街は別名男人街とも呼ばれていて男性衣料品や観光客向けの土産物があり商売人たちとの大きな声でのやりとりが響きます。
油麻地の真ん中にある天后廟(ティンハウミウ)は、漁民の守り神「天后さま」を祀っていて少しだけ静かな空間です。日本では見たことのない、1カ月燃え続ける線香に願い事を書いて心願成就させる習わしがあり、カルチャーショックを受けるでしょう。(線香購入時、赤い紙に願いを書いて中心に吊るし奉納するとのこと。)ディープな夜の香港を楽しめる街油麻地(ヤウマティ)は、佐敦駅、裕華國産百貨付近にあります。
香港のおすすめ観光地13.澳門(マカオ)
1999年に中国返還が行われ現在特別行政区のマカオは、2002年にカジノ経営権を世界的に解放したこと、ユネスコ世界文化遺産の登録をしたことなどで観光客が増加しています。
香港からマカオへ行くにはパスポート携帯が義務付けられ、マカオ半島南部はカジノ併設のゴージャスな高級ホテルが並びます。香港からは高速船でマカオへ移動する、ヘリコプターで移動するなどアクセスも特殊ですが一攫千金を狙いたいなら、マカオライフも楽しいでしょう。カジノは21歳以上の年齢制限がありますので覚えておきましょう。また、中国からの観光が個人単位で可能になったことでマカオは今、たくさんの中国人も訪れています。
14.女人街
ネイザン・ロード東側は、女性向けの衣料品やコスメ、雑貨がメインのマーケット女人街(ノイヤンガイ)があります。バッグにアクセサリー、ハイヒールやシューズなどもカラフルに並んでいて屋台街は毎日がお祭りのようです。
露店の裏には、飲食屋台も出店していてお腹がすいたらすぐに手軽に食事が取れます。カップルや家族連れ、ツーリストなどいろいろな人たちがひしめく女人街は旺角駅3番出口からすぐの場所にあります。サブカルチャーショップや、日本、韓国、台湾、中国のアイドルグッズを販売している若者が集まる「信和中心」というお店もあります。
香港のおすすめ観光地15.フェリー
香港は香港島と九龍を行き来するのも船、ランタオ島やマカオに移動するのも船という海上交通の発展している街。埠頭からは時間に追われるように定期的に船が毎日出航しています。有名なのは、ヴィクトリアハーバーを往復するスターフェリー。移動だけでなく夜景観賞にもフェリーは利用されます。乗船方法は、自動販売機でトークン(丸い色のついたプラスチックコイン)を購入して改札を通るときにトークンを入れる仕組みです。1等、2等と席種によって色分けされています。
注意事項として、船には「○○星」などSTAR(星)の名前がついていますのでしっかり名前を覚えて乗り間違えのないよう気をつけましょう。そしてフェリーの中にはトイレがないので乗船前にトイレを済ませること、マカオへ向かうときはパスポートを携帯することなどは忘れないよう注意してください。