【三菱商事の先輩社員】金属グループ 金属資源本部MDP事業部:田村哲郎さん 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編とにかく積極的に人に関わり、話を聞くことが大事

田村さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?

▲学生時代の田村さん(中央。草野球チームの仲間と)

大学時代には複数のアルバイトを経験しましたが、なかでも野球場の売り子のバイトは頑張りましたし、おもしろかったです。売り子のバイトは交通費も含めてバイト代が歩合制です。その影響で、お客さんから人気で売れやすいビールは新人だとなかなか売らせてもらえないなど、売り子のなかでも序列があります。

ある真夏の時期に、私がアイスの売り子を担当して売上1位になったことがありました。すると翌日から「お前はホットコーヒーを売れ」と言われてしまったんです。そこで私は、どうやったら真夏にホットコーヒーが売れるかを真剣に考えることに。「この時間帯、球場のこの場所には風が吹いて、ちょっと寒くなるからコーヒーが売れるだろう」と予想したり、年間シートを買っているお客さんの顔を全部覚えて、その人と仲良くなって買ってもらえるようにしたりと工夫を重ねました。球場中を歩き回って、どこが一番売れるのか統計をとったこともあります。

ホットコーヒーを真夏に売るのは難しかったですが、努力の甲斐あって、バイト代がマイナスになることはなかったですね。売り上げが自分の戦略次第でいろいろ変わっていくことに、大変な一方でおもしろみを感じていたんだと思います。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

売り子のアルバイトや就活のときもそうですが、私は人の話を聞くのが好きで、学生時代にも教授や先輩など、自分よりたくさん経験を積んでいる人から積極的に話を聞き、それをもとに行動してきました。親でも先輩でもいいので、経験を話してもらって、そこからなにかコツやヒントを掴めたらすごく有益なのではないでしょうか。聞いたことに対して違うと思えば、意見をぶつけてみてもいいと思います。

「とにかくたくさんの意見を聞く」という姿勢を学んだことは、社会人になっても役立っていますね。例えばカナダのある港で、日本側とカナダ側でルールの認識の違いがあった際には、関係者を巻き込んで会議の場を設けることを提案しました。カナダの港には入港できる船の水深に一定の基準があります。でも、あるとき、その基準より大きな船を入れたいという話が持ち上がりました。両社意見が相違してなかなか話が進まないので、普段から商社という立ち位置でいろいろなプレイヤーと接点を持っていたことから、関係者に東京の三菱商事オフィスビルに集まって頂き、妥協点を模索するという会議を開いたんです。いろいろな業界の方々を巻き込み、それまでに一堂に会することのなかったメンバーを集めて話し合う場を設けられたことには、小さな達成感がありました。途中で異動になってしまったので、最後まで結末を見届けることができなかったのは残念です。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

繰り返しになってしまいますが、やはり積極的に人に関わって話を聞くことだと思います。就活の際も、OB訪問でいろいろな社会人にお会いしましたが、その中でも特に印象に残っている先輩社員がいます。

関西で三菱商事の説明会に参加したときに、無理を言ってある社員の方に名刺をいただいたんです。その方にどうしてもお話を伺いたいと連絡して東京まで会いに行ったとき、私の大学の先輩を一緒に連れてきてくださいました。たまたま駐在先のシンガポールから日本に来ていた方だったのですが、同じ大学というご縁もあって、「なんかあったら連絡してこい」と言ってもらいました。

その先輩とは新卒で入社してすぐに劇的な再会を果たすこととなりました。最初の1~2ヶ月は、普通は外に営業に行くことはあまりないのですが、ある時上司から「今日は海外から駐在員が来るから一緒にお客さんのところへ行ってきて」と言われて行ったことがありました。するとその駐在員が、たまたま帰国していた先輩だったんです。また、その名刺を貰った先輩社員とは、その後私が1年目に研修でオーストラリアに行ったときに、あらためて再会を果たしています。また更に数年後、私はその先輩の後任としてオーストラリアで出向することになり、帰国後の今は同じ部署で働いています。すごいご縁ですよね。

もちろん、説明会で名刺をもらうときには勇気がいりましたが、結果としては行動してよかったと思っています。自分が興味を持った人に話を聞くということは、しておいて損はないのではないでしょうか。

出向先のブリスベンで困難な状況に置かれた際も、それを「経験の浅い自分に与えられたチャンス」と前向きに捉えて仕事に励んできた田村さん。今後はこれまでの経験を生かして、三菱商事が取り組んでいる事業の価値をさらに高めていきたいと語ってくれました。その熱い思いを支えているのは、会社に対する愛情と信頼なのではないでしょうか。

DATA
趣味:釣り、野球観戦
特技:マグロをさばくこと
就活で受けた企業数:約30社
就活で志望していた業界:商社
現在の会社の魅力:さまざまな業界、プレイヤーと接点があり、若手の内から幅広いフィールドで経験を積めること

文:イマーゴ
写真:中邨誠
取材協力:三菱商事株式会社

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