2011年に完成したアイスランド最大のコンサートホール＆カルチャーセンター。1万枚ものガラス彫刻を組み合わせて作られているその姿は万華鏡のよう。晴れた日には光を浴びて光り輝き、夜はライトアップにより美しく輝く最注目の観光スポットです。

4つあるコンサートホールのインテリア見学には予約は不要ですが、バックステージなど関係者しか入れないエリアに興味のある人は、ガイドツアーに参加してみると思いがけない体験ができるかもしれません。館内には北欧のアーティストの作品を扱うギフトショップや雑貨屋もあるので、個性的な友達へのお土産が見つかるかもしれませんね。

アイスランドのおすすめ観光地17.レイキャビック国際映画祭

※写真はイメージです

毎年9月下旬に11日間開催され、40カ国以上からドラマやノンフィクション映画を紹介する映画祭です。グランプリ（GOLD PUFFIN・金鳥賞）の受賞結果を見ると、その時々のトレンドが捉えられており、映画ファンには興味のあるイベント。上映は、レイキャビックのダウンタウンにあるビオ・パラディス映画館がメインとなりますが、時々プールなどのめずらしい場所での上映もあるので、レアな上映会場目当てに訪れる人も多いそうです。

映画祭の料金は、通常チケットから8回券、ドライブインシネマなどさまざまな種類があるので、自分に合ったチケットをチョイスしてみましょう。学生用のパスもあるので要チェックです。

アイスランドのおすすめ観光地18.Perlan（ペルトラン）

小高い丘の上にあるガラスで覆われたドーム状のペルトラン（真珠）は、温泉水と水道水の供給タワーです。現在は、地元の人にも人気の複合商業施設を兼ねているそうです。

謎のポーズをとる4人の彫刻に迎えられた後、建物内部にある間欠泉のように数分おきに噴出する噴水などで癒やされてはどうでしょう。最上階にはレストランやお土産屋さんもあり、展望デッキからはハットルグリムス教会や奥には雪山を臨むこともできます。レイキャビックの街並みを360°楽しむことができる施設が入場無料な上、各フロアにあるトイレが無料なのもうれしいですね。

アイスランドのおすすめ観光地19.チョルトニン湖

レイキャビック中心部にある地元の人の憩いの場所になっている湖です。池を取り囲むように遊歩道が整備されているので、早朝はジョギングをしている人を多く見かけます。冬場は凍結し、対岸まで歩いて行けるそうです。ここの鳥たちは餌をもらうことに慣れているため、予想以上にグイグイくるので苦手な人は注意してください。

ここでぜひ見てほしいのが、上半身が岩になった男性のオブジェ。「働き過ぎるとこうなりますよ～」と風刺的な作品と言われています。自然の中にたたずむその姿はちょっとシュール。湖岸には北欧風の家が立ち並び、海外に来ていることを静かに感じさせてくれる市内散策中に立ち寄るのにピッタリの湖です。

アイスランドのおすすめ観光地20.Brenivin（ブレニヴィン）

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穀類（ジャガイモ）から作られた伝統的なアイスランドの蒸留酒Brenivinは、日本ではなかなか手に入らないので、お酒に好きな方へのお土産にはよろこばれる一品です。アイスランドのカマンベールチーズとの相性は最高で、ハーブの香りがしてさっぱりするとはいえ、そのアルコール分は40度、ウォッカ並みに高いので要注意！ そのためBlack Deathともよばれているそうです。恐ろしいネーミングの意味も納得ですね。

空港などの免税店ではいろいろなサイズのものが売られており、ガラス瓶のものもあればカジュアルなプラスティック入りもあります。50ml程度の可愛いサイズもあるので、話のネタに買ってみるのもよいですね。

アイスランドのおすすめ観光地をご紹介しましたがいかがでしたか？ 秋から冬にかけてオーロラ体験ができるアイスランド、オーロラ観測のツアー選びのポイントは、チャンスがたくさん設定されているツアーです。オーロラが見える国の中でも冬の気温がマイナス5度という温暖な気候のアイスランドへ一生に一度の感動体験を味わいに出かけてみませんか？

執筆：つかさあおい

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内（47都道府県制覇）と海外（12カ国40都市）を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。