【理系研究室訪問】千葉大学園芸学部植物細胞工学研究室に潜入! 教授と学生に研究・ゼミについて聞いてみた【学生記者】 2ページ目

わこ

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目次
  1. 千葉大学園芸学部に到着! いよいよ研究室へ!
  2. 植物がいっぱい並んだ研究室へ潜入!
  3. 植物に囲まれたキャンパス内も探検!
  4. 所属学生の研究室での過ごし方とは?
  5. 中村教授に研究への思いを聞いてみた

植物がズラリ! P1研究室へ潜入!


▲入った途端、目に入ってくるガラス瓶に入った植物たち!


▲これはタバコ。たくさん並べられていてかっこいい!

ここでは、玉ねぎやタバコなど研究用の植物のほか、学生たちが学園祭で販売するためのかわいい植物なども育てているそう。

井川助教:この部屋では蛍光灯で培養した植物を育てています。植物に効率的に栄養吸収をさせるため、土の代わりに培地で植物を育てるんですよ。

わこ:そうなんですね! 見た目がプルプルしていて寒天みたいです!

井川助教:これは、玉ねぎの植物の細胞の塊です。植物には細胞から元の植物に戻ろうとする仕組みがあります。この仕組みを利用して私たちは遺伝子組み換えに取り組んでいます。

わこ:まるでiPS細胞みたいですね。すごい!

井川助教:他にも、土の中に存在する「アグロバクテリウム」という細菌を植物に感染させ、その植物にアグロバクテリウムの中の遺伝子を移してもらって遺伝子組み換えをすることもあります。その後アグロバクテリウムを殺す抗生物質によって植物だけを生かします。

レンズだけで100万円! 細胞のミクロな部分まで見られる顕微鏡室へ

わこ:この部屋には顕微鏡がたくさんありますね。顕微鏡はどのような条件で使い分けていますか?

井川助教:細胞を光らせて観察するんですが、「拡大顕微鏡」だと60倍が限界だったりします。しかし、別の1000倍の顕微鏡を使えば、細胞の中身まで見ることができるんです。観察したいものよって使う顕微鏡も変えているんですよ。物によっては、レンズだけで100万円するものありますね。

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