【三菱商事の先輩社員】ライフサイエンス本部 バイオ・ファインケミカル部:増田智彰さん 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編納得できる社会人生活のために徹底した自己分析を

増田さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?


▲学生時代の増田さん

一番頑張ったのは、英語の勉強を含む国際交流です。もともと漠然とアメリカに対する憧れの気持ちを持っていたので、将来はグローバルな環境で働きたいと思っていました。アメリカでホームステイをしたり、大学3年生の頃にはカナダに短期の語学研修に行ったり。また、大学4年生から所属していた研究室では、「海外の学会に出たい」と言い続けて出してもらいました。自力で英語を勉強しながら、そうやって同時になるべく実際に海外に行くようにして、海外の方とのコミュニケーション能力を身につけるようにしていました。

仕事で役立っている大学時代の経験は?



留学やホームステイで海外の人とコミュニケーションを取ったことは、間違いなく役に立っています。あとは大学で取り組んだ研究も間接的には役立っていると思います。私はタンパク質の結合についての基礎研究に取り組んだので、研究内容自体がピンポイントで仕事に役立つということはなかなかありません。一方、研究では「こうやったらいいんじゃないか」と仮定し、実際にやってみて、その結果を検証して次につなげるという、仕事でいうPDCAサイクルと似たようなことを繰り返すので、このアプローチが日々の習慣や思考として身についているのは、今に役立っていると思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

月並みではありますが、自己分析はとても大切だと思います。自分がなにをやりたいかがわからないまま社会に出てしまって「思い描いていた社会人生活と違う」となってしまったら、転職してゼロからやり直しにもなりかねません。もちろん辞めて別の会社に行って、自分に合ったことを見つければいいのかもしれませんが、それよりも、最初から入社してよかったと思える会社で、やってよかったと思える仕事ができたほうが良いですよね。 将来就職したときの納得感を大きくするためにも、自分がどういう人間になりたいのかを考え、そうなるにはどのようなキャリアパスがあり、最初にどういう仕事をすればいいのかを、しっかり分析したほうがいいと思います。
私自身、抱いていたイメージと多少のギャップはあっても、想像と全然違ってやる気をなくしたとか、思ったほどおもしろくなかったということは一度もありません。納得感のある仕事ができていると思います。

「商社は決まったかたちがないからこそ、あらゆることができる」という増田さんの言葉。これは、資源の少ない日本が先進国と呼ばれるまでに成長する過程を支えてきた総合商社を、見事に定義しているのではないでしょうか。なにもないところから、世界を舞台にさまざまな製品やサービスを生み出す商社の魅力を感じるインタビューでした。

DATA
趣味:掃除、ジム通い、映画・ドラマ鑑賞
特技:三か国語(英語、中国語、日本語)操ること
就活で受けた企業数:約10社
就活で志望していた業界:商社、化学品、金融
現在の会社の魅力:ボトムアップ型であること

文:イマーゴ
写真:中邨誠
取材協力:三菱商事株式会社

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