インドのおすすめ観光地20選! 定番スポットから知る人ぞ知るスポットを紹介 3ページ目
ヒンズー教とイスラム教の遺跡群は、天を突くようにそびえ建つ72メートルの尖塔に、イスラム教の聖典・コーランの章句が刻み込まれています。尖塔は世界遺産でありインドで一番高い石柱です。もとは7層だったのが崩れて5層になり、事故などの理由で今は中に入ることはできなくなっています。
敷地はかなり広いので、敷地内にあるベンチや木陰で休憩をとりながらゆっくりと回るとよいでしょう。空港も近いため、青空を切り裂くように飛ぶ飛行機と、歴史を乗り越え静かに佇む遺跡群をカメラにおさめる人も多いようです。
インドのおすすめ観光地7.風の宮殿(ハワーマハル)
風の宮殿は、ジャイプールのジョーハリー・バザールに面したピンクシティーのアイコン的な存在。姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために建てられた宮殿です。女性達は風通しのよい小部屋から、姿を隠しながら町の様子を眺めていたと言われています。
正面から見る優雅な姿と横から見たときのギャップは、見た人だけが知る驚愕の姿だそうです。ぜひ自分の目で確認してみてはいかがでしょうか? かわいいものが好きな人にはたまらないピンクの建物は、中にも入ることができ、ピンクシティーの様子やナガール要塞なども望むことができ、かなりの絶景が楽しめます。
インドのおすすめ観光地8.レッドフォート(ラール・キラー)
オールド・デリーに建つ、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが要塞として建築した堅固な城。迫力のある城壁や巨大な門など外からの見た目とは違い、中は庭園や宮殿跡があり、のんびりした時間が流れています。
写真スポットとしては、どこからどこまで撮るのかを迷ってしまいそうな赤茶色の城壁はもちろんですが、美しいディーワーネ・アーム(一般所見の間)のアーチがおすすめです。門の前の広場は通りを隔てて繁華街と接しているので、インドのにごった空気を感じたい人にはおすすめですが、観光客相手の客引きやスリも多いので注意も必要です。
インドのおすすめ観光地9.ラージガート
インドの英雄マハトマ・ガンジーが火葬され、黒大理石の慰霊碑があります。今も参拝者が絶えず、命日や誕生日には記念のイベントが行われています。慰霊碑へ入る際は、靴を脱ぐ必要があります。デリーの街中とは違い、広い敷地の中はごみ一つ落ちていないので、神聖な場所の空気を、またそしてガンジーがいかに人々に愛されているかを肌で感じることができます。
敷地内は日陰などがほとんどないので、天気のいいときは日傘や帽子、水分補給用のペットボトルは必須アイテムです。また、施設自体は無料ですが、靴を預ける場所でチップが必要になりますので、準備をしておきましょう。
インドのおすすめ観光地10.コンノートプレイス
デリー旧市街やニューデリーの南側に位置する新市街で、円を描くように町が広がる区域がコンノートプレイスです。おしゃれなブランドショップやホテル、スーパーや土産物店、小さなバザールなども点在しているので、インドの今を感じたい人にはおすすめのスポットです。屋台では味わえないようなオーセンティックなインド料理を楽しむのもいいでしょう。
またカフェなども充実しており、世界展開しているコーヒーショップやハンバーガーショップもあるので、定番の味が恋しくなった人には足を運んでみてください。リーズナブルな屋台も多く、サンドイッチやカレー、ドリンクなどを手軽に楽しむことができるのもコンノートプレイスの魅力です。観光客目当ての客引きなどの姿もあるので、こういった人にはくれぐれも注意してください。