エジプトのおすすめ観光地20選! ピラミッド、スフィンクス以外の見所も 5ページ目
エジプト西方に広がる最近人気のスポット。黒い岩が鉛筆のように突き出て、まるで月面のような黒砂漠です。石を拾ってカチカチと合わせると、まるで金属のような音が! 黒砂漠をNASAが月面着陸の訓練に使っていたのも納得です。
風と砂に削られたマッシュルーム型の奇岩がそびえる白砂漠は、絶景という名にふさわしい姿を見せてくれるでしょう。昔ここは海の底だったので、運がよければ化石が見つかるとか。砂漠へは各オアシスから出ているサファリツアーに参加する必要があります。ツアーでは、ドライバーさん自らが火を焚いて作ってくれる料理や、砂漠に絨毯を敷いての星空キャンプが経験できるので、興味のある人はぜひ参加してみてください。
エジプトのおすすめ観光地17.キオスク
エジプトの街中で多く見かけるお店にはキオスクがあります。ここではリーズナブルなお菓子を選ぶことができるので、学校やバイト先のばらまき用のお土産選びにぴったり!
今一番おすすめしたいのは、カラフルなパッケージがキュートな1個ずつ個包装になっているワッフル。キャラメル、チョコ、ストロベリー、バニラの4種類があり、自分用に買ってもいいでしょう。
世界ブランド商品のエジプト限定味も鉄板商品で、キットカットのヘーゼルナッツ(木の実)味のものがあったりするのでぜひお試しください。
エジプトのおすすめ観光地18.フィラエ島
「ナイルの真珠」という言葉を聞いたことがありますか? アスワン・ハイダムとアスワンダムの間、ナイル川に浮かぶフィラエ島は緑多き美しい島として、そのように呼ばれていました。ダムの建設に伴い、水没の危機にあったのを、ユネスコの協力により遺跡まるごと移設し、現在の姿を保っています。
女神イシスを祭ったイシス神殿など、巨大建造物に彫られた多くのレリーフや装飾はとても優雅で美しく、ライトアップされた姿は、昼間とはまた違った神秘さを見せてくれます。フィラエ島へはボートで行きますが、個人旅行で行くと法外な値段を告げられるので、個人旅行者で行くときは、同じように個人旅行者と一緒に乗り合いで行くことをおすすめします。
エジプトのおすすめ観光地19.カイト・ベイの要塞
地中海に面したエジプト第2の都市アレキサンドリアにある要塞。古代の世界七不思議の一つである「アレキサンドリアの大灯台」の跡地に、その大灯台の建材を再利用し15世紀に建てられ、現在は海洋生物博物館になっています。博物館では、過去の数々の戦争にまつわる遺産のコレクションを目にすることができます。
周囲にはお土産屋の市もあり、にぎわっています。日本のお祭りでも人気の綿あめやリンゴ飴(大きい!)などが売られているので、思わず買ってしまう人が多いそうです。コバルトブルー海が見られる海岸線の堤防は、地元の若者のデートスポットにもなっているようです。
エジプトのおすすめ観光地20.ナイル川クルーズ
エジプトには、「ナイルの賜物」という言葉があるように、川の恵みにより発展してきた国です。
そのナイル川を、ファルーカという白い帆掛け船でクルーズします。穏やかなナイルの水面には、数多くのファルーカが浮かんでおり、昼間のツアー、ナイルの夕暮れや夜景を楽しむツアーのほか、途中の島を散策したりするツアーもあります。陽気な船長とガイドさんたちの歌とタンバリンに合せての足ふみダンスも人気の秘密?! 豪華客船でのクルーズも素敵ですが、ナイルの流れや気まぐれな風次第の、のんびりクルーズはいかがでしょうか。
いかがでしたか? 魅力あふれる国、エジプト。ぜひ直接足を運んで、そのスケールを自身で感じてもらいたいです。一度訪れたら忘れられない旅になるであろうエジプト。ぜひ学生のうちにエジプト旅行を検討してみてはいかがですか?
執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。