オーストラリアのおすすめ観光地1.フレーザー島

クィーンズランドにある世界最大の砂丘のフレーザー島は、4万年以上前から砂が堆積してできたと言われている全長120km、総面積1660㎢のめずらしい動物や鯨が住む島です。広大な砂丘は自然破壊が進んでいるため、毎年北西の方向へ数メートルほど移動しているそうです。しかし世界遺産の登録によって再び環境保全に力を入れたため、また再生を始めています。これから長い時間をかけて自然の元の姿に戻っていく経過を観光することができます。

オーストラリアのおすすめ観光地2.タスマニア原生国立公園

オーストラリアで最も深い湖セント・クレア湖など貴重な自然が見られるタスマニア原生国立公園。氷河によって山がU字型に侵食されたクレードル山の壮大さも一見の価値ありです。太古から続く冷温熱帯雨林にはタスマニアン・デビルなどの固有種動生物や、タスマニアン・アボリジニの足跡があり、それを保存するために複合世界遺産に登録されています。

オーストラリアのおすすめ観光地3.グレート・バリア・リーフ

世界中のダイバーが憧れる海、グレート・バリア・リーフは、オーストラリアのクィーンズランドにあり、約2000kmにも及ぶ世界最大のサンゴ礁帯は日本と同じ面積と同じ35万㎢もあります。北はパプアニューギニアから南はグラッドストーン沖まで続くサンゴ礁は、透明度が高い海でアオウミガメや熱帯魚などにたくさん遭遇できます。

ダイビングの経験がなくても、「海に潜ってみたい！」と思わされるほど美しいグレート・バリア・リーフ。世界遺産に登録されています。

オーストラリアのおすすめ観光地4.ウルル＝カタ・ジュタ国立公園

ウルルは一枚岩のエアーズロックのことで、＝カタ・ジュタはオルガ山を含む山々のことです。ウルル＝カタ・ジュタは、その総称で一帯は世界遺産に登録されています。

エアーズロックは、地球のへそと例えられ、オーストラリアの要！ アボリジニ人の聖地であり、洞窟内には数多くの壁画が残されていて歴史的価値もあります。

人気のエアーズロックツアーは、水と日焼け止め、帽子、虫除けスプレーが必須です。朝早いうちから訪れるのがおすすめで、朝日が昇る、夕陽が沈む時間帯は、生きている実感がして思わず感動して涙を流す人も。

オーストラリアのおすすめ観光地5.オペラハウス

シドニーのランドマーク・オペラハウスはデンマーク人の建設家が設計した近代設計で、シドニー湾のふもとにあります。美しい外観はヨットの帆と貝がらをイメージして造られていて、ハーバー・ブリッジのかかる風景と一緒に見ると「シドニーに来てよかったな」と思わせてくれます。イベントもたくさん行われていて年間200万人の観光客が訪れています。

赤い2階建てバスのシドニー・ホップオン・ホップオフに乗って移動すると便利です。バスは市内の観光名所を20箇所以上、郊外、海岸線を網羅するコースでぐるっと巡ります。短期で滞在するならこの赤いバスをフル活用しましょう！

オーストラリアのおすすめ観光地6.ハーバー・ブリッジ

シドニー湾にかかるハーバー・ブリッジは、世界で最も車線が多い橋梁で、車用に8車線、その他鉄道路線と歩道があります。支柱のひとつは小さな博物館と展望台になっていて、ちょっとした観光の穴場になっています。

このハーバー・ブリッジは南西のアーチから頂上まで登ることができ、地上以外の景色を堪能することができます。時間は3.5時間でプロのガイドが一緒に登ります。予行演習あり、装備万全で体験可能です。

オーストラリアでおすすめ観光地7.ボンダイ・ビーチ

スケートボードやサーフィンをシドニー近郊で楽しむなら、ボンダイ湾に面するボンダイ・ビーチがおすすめです。波が高いためサーフィンを楽しむのがおすすめですが、穏やかな日はビーチの北側がいいでしょう。地元の人も訪れるビーチですので気軽に利用できます。おおらかなオーストラリア人の気質から、ビーチサンダルにTシャツで電車に乗ってもジロジロ見られることはありません。ビーチスタイルでカフェに行き、フィッシュアンドチップスをテイクアウトして公園でのんびりするのもOKです。毎週日曜日のボンダイ・マーケットもにぎわいますので、滞在している日曜日はサンデーマーケットに顔を出してみるのもいいでしょう。

オーストラリアのおすすめ観光地8.ゴールド・コースト

オーストラリアで一番のビーチ、ゴールド・コーストは、青い海、白い砂浜が広がるサーファーズパラダイス！ このエリアは、アボリジニ人が浜辺で海の幸を祝う祭りを行ったことが、歴史の始まりといわれています。ビーチは、マリンスポーツをするにふさわしい快適な場所で、ボディー・ボードやサーフィンをする若者がたくさんいます。

市街地も、大変なにぎわいを見せていて、サーファーズパラダイスにはシー・ワールドやドリーム・ワールド、人気のテーマパークが揃っています。たっぷり時間をとってゆっくりとアトラクションを楽しむのがサーファーズパラダイス流といえます。シャトルバスがワーナー・ブラザーズ・ムービー・ワールドまで出ているので、利用して移動するのもおすすめです。

オーストラリアのおすすめ観光地9.ブルーマウンテンズ

ユーカリの樹木が日光に反射して青く見えることから、ブルー・マウンテンズと名がついた世界遺産は、もともとはアボリジニの聖地で今はシドニーに住む人たちの避暑地となっています。ここには観光名所のスリー・シスターズという奇岩があり、美しい三姉妹が魔王の手から逃れるために岩に姿を変えたまま戻れなくなってしまった、という悲しい伝説があります。

また、ブルー・マウンテンズの美しい光景を見下ろすためのスカイウェイや、崖下400mまで降りるトロッコ列車があるシーニック・ワールドもあり、大人から子どもまで自然をアトラクションに交えて楽しむことができます。

オーストラリアのおすすめ観光地10.スリー・シスターズ

ブルー・マウンテンズにあるスリー・シスターズは3つの奇岩が並んでいる風化した砂岩でできた不思議な巨岩の事です。それは昔、アボリジニの美しい3姉妹が種族の違う3兄弟に恋をしたことが始まりでした。しかし種族のきびしい掟で結婚は禁じられた3兄弟が3姉妹を村から無理やり連れ出そうとし、争いが勃発。長老は争いを止めるために3姉妹を岩に変えてしまったのです。争いはおさまったものの、長老が自殺してしまったため元の姿に戻ることができず、現代まで伝説として語り継がれています。

風光明媚な場所にある奇岩は、とても美しく、今もアボリジニの部族が暮らした村を見ながら佇んでいるようです。