【エイベックスの先輩社員】ライヴ事業本部 第1制作グループ 第1制作ユニット:遠藤友貴彦さん 2ページ目
遠藤さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲学生時代の遠藤さん
大学ではスポーツに関わる団体の運営について学ぶスポーツマネジメント学を専攻しており、ゼミの一環でJリーグチームの「ヴァンフォーレ甲府」の応援と地域活性化を目的としたイベント運営を行っていました。地元で開催されるホームゲームでは、パネルに向かってボールを蹴る「キックターゲット」を楽しめるコーナーを設けるなど、さまざまな工夫を交えながら、試合観戦を盛り上げるための企画立案と運営をしていました。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
ゼミやアルバイト、遊びの経験すべてに自然と目的意識を持っていたので、今振り返るとどれも役立っていると思います。ゼミでのイベント企画運営では、今の業務と同じく"お客様にどう喜んでもらうか"を常に考えていました。
また内定後に始めた学生時代最後のアルバイトでは、東京の環境に慣れるために早めに上京して、著名人も通う高級焼肉店で勤めました。そこではテレビで見たことのある大物芸能人も多く訪れており、高レベルのマナーや接客を学ぶことができました。これまでも数多くのアルバイトを経験してきましたが、地元とは違う環境に慣れることができたことはもちろん、高級店にふさわしい接客を学んだことは、アーティストへの心遣いに活かされていると思います。
他にも、友人との旅行やバーベキューをする際は、「小さなイベント運営」と捉えて常に工夫していました。予算がある中でどんな食材を購入するか、どこの場所だとより楽しめるか。そういった有意義な時間を過ごすために意識していたことが、知らず知らずのうちに仕事でのアーティストやスタッフへの配慮に通じていたと思います。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
勉強に勤しむことも遊ぶことも、自分で自由に配分できる学生時代だからこそ、中途半端ではなく全力で取り組むことが大切だと思っています。このエンタテインメント業界に身を置いて感じるのは、何かに特化した知識や技術を持っていることは必ず強みになるということ。ジャンルを問わず何かのオタクになれた人は輝いています。一生に一度しかない学生という機会、何事も迷わずに一生懸命突き詰めてほしいと思います。
穏やかな雰囲気ながらも、自身が作るライヴへの想いを情熱的に話してくれた遠藤さん。通常は規模に関わらずライヴ案件を5本前後も持っているというタフな仕事ぶり。
全国各地のライヴツアーを運営するため出張で飛び回る日々ですが、同内容のツアーでも地域によって盛り上がり方はそれぞれなので、いつも新鮮に感じるそうです。アーティストのパフォーマンスを最大限に引き出すため、お客様みんなに笑顔になってもらうために努力を続ける姿はまさにプロフェッショナルです。
趣味:バイクツーリング、麻雀、映画鑑賞、スポーツ全般
特技:スポーツ全般
就活で受けた企業数:2社
志望していた業界:エンタメ業界、広告業界
今の会社の魅力:「エンタテインメント全体を牽引していく!」という会社の熱意。そして、やる気と企画案さえあればジャンルを問わずにチャレンジさせてくれる環境。
文:竹林佑子(M-3)
写真:宇田川大輔(M-3)
取材協力:エイベックス・エンタテインメント株式会社