【三菱商事の先輩社員】主計部 予・決算管理チーム:廣瀬雄一さん 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編ラグビーでの怪我をきっかけに、視野が大きく広がった

廣瀬さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?

▲学生時代の廣瀬さん

私は中学からラグビーをやっていて、中学・高校と全国大会にも出るぐらいの強豪校でプレーしていました。ところが高校3年生のときに大けがをしてしまい、大学1年生の時に手術・入院。けがの影響で毎日ハードな練習をこなすことができなくなり、大学では体育会には入らず、準体育会のチームを選びました。すると、それまではラグビー一色だった生活に時間のゆとりができ、ラグビー以外のことも考える余裕が持てるようになりました。

さらに視野を広げたいと思い、大学の時にアメリカに約半年間留学しました。国内にいると、日本という国をネガティブに捉えて、将来に不安を感じている人が多い印象を持っていたのですが、海外に出てみると日本車や日本の技術、コンテンツへの評価は非常に高いのです。そこで日本の良さを再認識したことが、「日本の技術などを海外に持っていきたい」という考えにつながり、商社を志望するきっかけになったのだと思います。

仕事で役立っている大学生時代の経験は?

学生時代はラグビーに打ち込んでいたので、体力には自信がありました。それはやはり今の仕事に生きていると思います。どんなに頭が切れても、いつも疲れていては使い物になりませんから。また、身体的な体力もそうですが、精神面での体力も大事です。我々主計部が行う数字との格闘もそうですし、取引先と折衝を重ねる営業などの仕事も、精神面での体力、つまり粘り強さがなければ成果が出せないですからね。

また、どんな団体競技もそうですが、ラグビーもチームワークが大事です。商社で働いていると、社内外のいろいろな人と接する機会があります。周りと連携し潤滑油となりつつ、自分の意見もきちんと主張する必要があるのです。そんなときもラグビーでの経験が生かされているなと思いますね。大学時代の準体育会のラグビーチームの部員には大学からラグビーを始めた初心者もいました。私はラグビー経験者として、強いメンバーだけでチームを組み立てるのではなく、チーム全体を見渡すように心がけました。初心者にはラグビーの楽しさを教え、経験者・初心者どちらも成長できる場になるよう練習の意味などを改めて考えられたことは、今の仕事に大いに役立っていると思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

個人的には、「就活のために」何かをやるというのはあまり意味が無いと思います。学生時代は時間があって色々なことができるので、部活でも旅行でもバイトでも、何でもいいので、打ち込んでほしいと思います。自分に与えられている時間と選択肢を理解して、エネルギーを無駄に費やさないことが大事です。就活は、あくまでも通過点。そこは意識しすぎず、視野を広げていくことを重視するといいのではないでしょうか。

予・決算管理という学生には少し馴染みのない分野に携わる廣瀬さん。自分の仕事は学生のみなさんにはわかりにくいかもしれないと前置きした上で、仕事のやりがいを生き生きと語る姿がとても印象的でした。ラグビーで培った体力とチームワークで、今後も会社の数字面を支えていかれることでしょう。

DATA
趣味:旅行、映画鑑賞、町中華開拓
特技:笑顔
就活で受けた企業数:約20社
就活で志望していた業界:総合商社、メーカー、金融

文:イマーゴ
写真:中邨誠
取材協力:三菱商事株式会社

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