【俳優のお仕事】TGC 2017 A/W出演の上杉柊平さん「大学生活でのコミュニケーションが知識・感性が表現の源に」 2ページ目

編集部:いとり

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学生時代編大切なのは心に触れるコミュニケーション

上杉さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

自然と行っていたことですが、人とコミュニケーションを取ることはとても楽しかったです。特に気になる授業、都市計画や宗教、英語など、ジャンルを問わずにそのときに関心を持った分野については自分から教授へ積極的に話を聞きに行っていましたし、それ以外の授業でもできる限り講義の時間内で吸収するようにしていました。在学中からモデル活動を始めていたので、仕事と学業を両立するためにもしっかり分けて、限られている時間を大切にしていましたね。なので、遊ぶときはしっかり遊んでいましたよ!


仕事で役立っている大学時代の経験は?

コミュニケーションを取ってきた経験は役に立っています。演じるにあたって、その役柄にどんな魅力があるか、どんな考え方を持っているかを解釈することが大事だと思っていて、大学で多くの人とコミュニケーションを取ったからこそ、いろいろな考え方がわかるようになりました。大概、高校までは地域内の人としか知り合う機会がありませんが、大学ではいろんな人達に出会うことができます。同じ日本の中でも育つ地域や環境の違いによって、こんなにも考え方が違うんだなと気づくことが多々あったんです。また、どういう生い立ちでどんな人格が形成されるのだろう、と深掘りしたいこともできました。そういった人への興味がいまの俳優業にとって欠かせない材料となっています。

また、作品をつくるために初対面の役者さん、スタッフとも長期間チームを組むことになります。そのときにうまく付き合えていると作品作りにもよい影響を与えていると思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

上杉さんインタビュー中風景2

大学を出てしまうと出会う人の業種が限られてくるので、ぜひ今こそいろんな人に触れ合ってみるとよいと思います。それも"心に触れる"ことが大事。世界では自分の思う考えと違う人ばかりですが、そのことを知っていると知らないとでは物事の考え方が大きく異なってきます。僕は人にやさしくあるために、人を知りたいと思っています。みんなが多様化する考えを受け入れられたら、世界も平和になっていくのではないでしょうか。


お会いすると思わず周りが明るくなるほどのフレンドリーさを持ちながら、真摯に質問に応えてくれた上杉さん。"表現をしたい"という学生時代からの一貫した信念とご自身の持つ好奇心旺盛かつ気さくな人柄が、人を惹きつける演技に繋がっているのだと感じました。心から触れ合うコミュニケーションを取るためには、まず相手への好意や興味をハッキリと示す姿勢がポイントなのかもしれませんね!


DATA

趣味:音楽・囲碁
特技:英語
現在の主なお仕事・ご出演作品:オトナの土ドラ「ウツボカズラの夢」出演中、10月よりスタートするテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」第5シリーズに出演。
Twitter・Facebook等SNSアカウント:
Instagram @shuhei_uesugi_official

文:竹林佑子(M-3)
写真:中邨誠
取材協力:研音

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