【LINE Payの先輩社員】事業戦略チーム:房安 陽平さん 2ページ目

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学生時代編「IT」をキーワードに何にでも本気でチャレンジ

房安さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

学生時代の房安さん

▲学生時代の房安さん

とにかく研究に没頭する毎日でした。研究ではSiriのように会話を認識し、考え、発話する音声対話システムの3フェーズのうち、最初の音声認識部分に特化して進めていました。

研究以外の時間をできるだけ削りたかったので、研究生活後半の1年は賃貸で借りていた家を解約して研究室に住み込んでいました(笑)。デスクの下に布団を敷いて、必要なときにすぐ眠れる体制にしていたんです。そこまで研究に熱量を注ぎ込んでいたこともあり、国際会議に出した論文が採択され、ブエノスアイレスで研究発表を行うことができたときは、自分の考えが認められ、憧れの舞台に立てたというこれまでにない達成感がありましたね。

しかし、そこで自分の中で燃え尽きた感覚を覚えてしまい、急に研究への意欲が薄れてしまいました。元々"考えを認めてほしい"というのがここまでの原動力となっていたので、この分野では自分の中でやりきった気持ちがあったのかもしれませんね。その後大学院を辞めてベトナムのIT企業へ就職をするのですが、気持ちよく進む方向をシフトチェンジできたのも、研究をしっかりとやりきることができたからだと思っています。

仕事で役立っている大学時代の経験は?


大学時代はさまざまなことにトライしましたが、選択する際はどれもIT系のトレンドに触れるように意識してきました。大学で研究をしながら大阪の企業でエンジニアとしてのインターンをしたり、複数のIT企業で働いたり、プログラミングの大会に参加したり、どれも内容は違ってもITに携わるもの。

なりたいものから逆算して行動していくのではなく、「ITをもっと追求したい」と思ったら自然と体が動いて経験を積み上げていました。その時点でできることは何でも手当り次第にチャレンジするというスタンスです。結果、職業としては技術デザイナー、エンジニア、事業企画とITに関わるものは網羅できているので、やってみた結果は今につながっているかな、と思っています。

就活前にやっておいたほうがいいことは?


まず、就職活動が人生のすべてだと思わずに、自分のやりたいことを突き進めてほしいです。IT業界では、挑戦してみて違った場合は何が違うのかを分析して、すぐに次の行動へ移しリスクを軽減していきます。就職活動も同様で、いい意味で初志貫徹を貫く必要はない、と僕は思います。

就職活動を始める前から、他人と比較せずに自分の本音で行動できるように意識すると、いざというときも自分の本心を引き出しやすくなるのではないでしょうか。僕も自分の学びたい・経験したいという気持ちに素直になって行動を起こしてきました。だからこそ得られたことがあるので、ぜひみなさんにも後悔のない学生生活を送ってもらいたいです。

インタビュー中の房安さん2

「家を引き払ってまで研究に没頭しました」と明るく笑いながら話してくれた房安さん。学生時代のアルバイトについても「1日の時間の大半を割くことになるので、自分の興味関心のあるものに」という理由でIT関連に絞っていったそう。このとことん合理的な考え方が、研究の成果につながり、また今の仕事にも活きているようです。

DATA

趣味:インターネット、筋トレ、仮想通貨トレード
特技:Twitter
就活で受けた企業数:5社程度
志望していた業界:IT業界
今の会社の魅力:とにかく勢いがあるところ

文:竹林佑子(M-3)
写真:宇田川大輔(M-3)
取材協力:LINE株式会社

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