【LINE Payの先輩社員】事業戦略チーム:房安 陽平さん
神戸大学大学院にて音声認識と自然言語処理の研究後、ベトナムの分散型台帳技術(Blockchain)の技術開発会社でUI/UXデザインなどに従事。その後、LINE Pay株式会社へ入社し、スマホのおサイフサービス「LINE Pay」の事業戦略を担当する。
今、わたしたちの生活に欠かすことのできない無料通話・メールアプリ、「LINE」。メッセンジャーなどの他にもさまざまなサービスがある中で、今注目される決済サービス「LINE Pay」。今回は、その運営会社であるLINE Pay株式会社に務め、事業拡大のキーパーソンとして活躍する房安さんに気になるお仕事内容や学生時代のお話を伺いました。
今のお仕事はどんな内容?
「LINE Pay」は、LINEで利用できるモバイル送金・決済サービスで、「LINE STORE」などのインターネット上でのお買い物はもちろん、街のリアル店舗での支払いにも利用できます。画面をタップするだけで簡単に割り勘ができ、割り勘した金額をすぐ個人間で送金するなどいろいろなシーンで便利に使っていただける機能が備わっています。そのサービスのキャンペーン設計と新機能設計がわたしの主な担当ですが、現段階では、提案営業など、LINE Payを活性化していくにあたり必要な業務に幅広く携わっています。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
「インターネット×金融」が非常に注目される今、LINEという大きなプラットフォームで新しい企画を行うとすぐに話題になり、その注目度の高さは仕事へのモチベーションにつながっています。先日、前例にない短期間でLINE Payの利用者数が3,000万人に到達したと話題になりましたが、そこに到達するまでにもさまざまな企画を打ち、目標数字まで持っていきました。
例えば、新学期に向けて実施した「LINE桜くじ」や、ゴールデンウィークに実施した「みどりくじ」などです。シーズンやイベントごとに盛り上がるような話題を作り、ユーザーの増加と満足度アップにつながっているのが目に見えるとうれしいです。
現在はお店でLINE Payを使ってもらえるような来店促進キャンペーンを設計中です。実際に自分の考えたものが数千万人ものユーザーが利用するサービスの中で動いていると思うとすごくうれしいですし、もっと多くの方の生活の一部として使ってもらえるように頑張りたいですね。
今の会社を選んだ理由は?
ベトナムで働いていたときから、LINEは日本のIT企業の中で世界と並ぶ数少ない企業だと注目していました。この会社は常に世界標準のスピードで情報を追いかけているのを実感し、同じIT関係で勤めていた身としては、どんどん拡大していく規模感も非常に魅力的でした。
ちょうど日本に戻るきっかけがあったので、前職でモバイル金融に携わっていたことからLINE pay株式会社への入社となりました。これまでの経験が確実に生かせると思いましたし、LINEだけで支払いが完結できる世界を目指したいという目標も明確で、今とてもやりがいを感じています。