【LINEの先輩社員】開発1センター LINE開発1室:川田 裕貴さん 2ページ目

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学生時代編遊びが本気になり、プロフェッショナルの域へ

川田さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

▲学生時代の川田さん

大学時代は周りもプログラミング好きが多く、コンピュータに関わることで遊んで楽しんでいました。次第にそれが本格化し、CPUというパソコンの脳のような部分を作る研究を友人と2人で始めました。

友人がその分野にとても詳しい人で、最初はその趣味に僕が合わせている程度でしたが、段々と研究規模が大きくなり、研究成果を独立行政法人の情報処理推進機構が行う公募に応募することに。これが通ると1年の間、研究費を支援してもらうことができるのですが、見事に通過しました。

その後は限られた期間の中で成果を出さなければならないというプレッシャーをバネに2人でがむしゃらに研究を続けました。無事に研究発表も終え、国からは「スーパークリエーター」という称号をもらい、その後成果をまとめた本の出版まで行うことができました。学生時代で最も熱中し、努力した期間でした。

仕事で役立っている大学時代の経験は?


共同研究を円滑に進める中で養われたコミュニケーションの取り方はとても役に立っています。同じ目標に向かっていくなかで、何かトラブルが起きてしまったとき、ついどちらのミスかを問い詰めたくなります。相手に非があると思っても責めるのではなく、「僕も調べてみるよ」と言って互いにチームワークを保ってきました。

ITは1人で作り上げることはできず、得意・不得意が異なるエンジニア同士が助け合わなければよいものができません。共に働く人によってコミュニケーションの取り方は変化するかもしれませんが、助け合って作っていくことが重要だと気がつきました。今のチームでも「ここが苦手なので見てもらえますか?」「僕がこっちを担当します」といったようにチームワークを大切にしながら仕事ができています。

就活前にやっておいたほうがいいことは?


学生時代はさまざまなことに挑戦できますが、まずは満足できるまで成し遂げた経験があるといいと思います。僕自身で言うと、共同研究が1つの例です。そこで必死に取り組んだ経験があるからこそ、今の仕事でより大きな課題を前にした場合でもこれを乗り越えれば何かが得られると思い、ポジティブに取り組みはじめることができています。

やり遂げたからこそ得られるものを知っていると、仕事がつらいときもその経験を思い出すと乗り越えられ、最初から着地点が見えやすくなるように思います。そしてなにより、取り組んでいる最中がとても楽しく感じられるようになりますよ。

学生時代に国から称号を得られるまでに研究を突き詰めた川田さん。「周りの環境に恵まれていたんですよね」と謙虚に話してくれながらも、インタビュー中は静かな好奇心と向上心にあふれていました。


DATA

趣味:クルマで自然の中をドライブすること
特技:プログラミングと電子工作
就活で受けた企業数:5社程度
志望していた業界:IT業界
今の会社の魅力:ITエンジニアに理解のある自由な社風、国際的な労働環境

文:竹林佑子(M-3)
写真:宇田川大輔(M-3)
取材協力:LINE株式会社

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