【明治の先輩社員】コミュニケーション本部 広報部 広報グループ:池谷知世さん

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明治の池谷さん

プロフィール:池谷 知世(イケガヤ トモヨ) 津田塾大学学芸学部卒。2007年入社。コミュニケーション本部 広報部 広報グループに所属し、グループ会社を含めた社内向けのインナー広報と、メディア向けのPR業務の両軸で広報活動を担当している。

株式会社明治は、お菓子や乳製品、栄養食品など多様な商品を扱う食品メーカー。メーカーと言うとやはり、商品を作る人・売る人にフォーカスが当てられがちですが、企業には他にも重要な仕事がたくさんあります。今回お話を伺った池谷さんは広報部に所属し、社内の情報共有を円滑にするためのグループ報制作に携わっています。その重要性、やりがいはいったいどんなところにあるのでしょうか。

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社会人編広報の仕事は、従業員の頑張りを社内外へ伝えていくこと

今のお仕事はどんな内容?

大きく分けてふたつの仕事を担当しています。ひとつは、明治ホールディングスとその傘下にある株式会社 明治・Meiji Seikaファルマの3社を網羅したグループ報『あ・うん』の制作です。各グループ会社と事業所には基本的に1人ずつ編集委員をお願いしていて、その方たちから上がってくる情報を精査し、会社として重要性の高いものを選んでバランスよく発信していきます。

この社内向けの広報誌の大きな目的は、明治に所属している従業員間での情報共有。幅広い商品を扱っているだけに、従業員であっても自社の新商品についてなど、自分の担当していない分野については把握しきれていない場合が多いんです。とはいえお客様さまから「最近◯◯という商品が出ましたよね」なんて話を振られた際に、答えられないとやはりよくないですよね。そこで全従業員に知っておいてほしい大事な情報や、新規性の高いトピックスは優先的に取り上げるようにしています。営業の方は、この「あ・うん」で知った情報を取引先の方との話題に活用するケースも多いそうで、「毎回楽しみにしています」と言われるとやりがいを感じます。

もうひとつの仕事は、「明治 エッセルスーパーカップ」をはじめとする、アイスクリームなどのフローズンデザートのPRです。マスコミの方を招待したイベントを開催したり、メディアキャラバン(製品やサービスを持って各メディアを訪問するPR手法)を行ったりすると、実際に「おいしい!」と言って食べている記者の方の様子を見ることができ、刺激になります。そしてそれが実際にメディアに取り上げられ、さらにSNSなどで話題になると、商品を開発したり売ったりしている関係者のやりがいにつながります。 そういうメディアの方の「記事にしたい」という気持ちや、現場の「いい商品を作って、もっと世間にアプローチしていきたい」という気持ちを盛り上げるのが、PRの仕事だと思っています。

一番楽しかった&つらかった仕事は?

グループ報制作の仕事で一番印象に残っているのは、従業員登場企画という人気のコーナーでご紹介した方から、手厚いお礼の言葉をもらったことです。特に工場や支社で働く方は、本社に比べてなかなか表に出にくい仕事。それをグループ報というかたちで表に出して紹介したことで、誌面を「家宝にします」とまでおっしゃっていただけて、とてもうれしかったです。お礼と言えば、広報として取材を受けた新聞社の記者の方から、後日丁寧な感謝のお手紙をいただいたこともありました。なにもかもメールの時代だからこそ、その方の気持ちが伝わってきて感動したのを覚えています。そのときの手紙は今でも大切に手元に置いています。

つらかったのは、今から2年ぐらい前のこと。当時2歳の子供が入院しなければいけなくなって、会社を2週間ほど休んだときです。周囲に迷惑をかけて申し訳ないと言う気持ちと、でもやっぱり子供のそばに居てあげたいという気持ちの間で葛藤して、とても苦しかったです。けれども、周りのメンバーがものすごく助けてくれて、乗り越えることができました。自分が働けなくなったことで改めて、今やっている仕事は周囲のみんなの協力があってこそ成り立っているんだなと実感しましたね。復帰してからは「助けてくれたみんなに恩返しをしなければ」と、ますますやる気に拍車がかかりました。

今の会社を選んだ理由は?

就活をしていた当時の会社選びの軸は、人が幸せになるのをお手伝いできる仕事がしたいということでした。そのなかでも食品メーカーをターゲットにしたのは、BtoBの具体的な使用シーンが見えづらい商品を扱うより、生活に身近な商品を扱う業界の方が自分には合っていると思ったからです。とりわけ明治は、赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる世代の人の食と健康に関わる商品を提供できることにとても魅力を感じました。この会社でなら社会的に意義のある仕事ができそうだと思い、志望の気持ちが固まりました。

また、最初に対応してくれた人事の方に、人間的な魅力があったのもポイントでしたね。受け答えの感じがよくて、学生の話を「しょせん大学生の考えること」と否定せずにいろいろ聞いてくれるスタンスが印象的でした。

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