【明治の先輩社員】菓子営業本部 菓子マーケティング部 事業企画グループ:大高健太郎さん 2ページ目
▲学生時代の大高さん
大高さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?
中学・高校と陸上をやっていて、大学で続けるかどうかには一瞬迷いもありました。高校時代にはインターハイなどにも出ていたのですが、どうせやるなら突き詰めてやろうと、結局体育会に入って続けることにしました。種目は幅跳びと三段跳びです。早稲田の陸上部は「早稲田大学競争部」という名称がついていて、駅伝などでも有名なレベルの高い部。とにかく厳しかったですね。基本的には月曜日が休みで、それ以外は毎日練習があります。朝練は6時からで、授業のないときも練習、練習の毎日でした。
大学の学部もスポーツ科学部ですから、部活も勉強もスポーツ系。学生時代は部活に始まって部活に終わると言うぐらい、今考えても部活一色だった印象があります。体育の先生になるのもいいかと思って教員免許も取りましたが、教育実習に行ってちょっと違うかなと思ったので、結局教員にはならずに就職しました。
仕事で役立っている大学生時代の経験は?
学生時代は部活しかしていなかったものですから、今仕事で役立っている経験も、自ずと部活のことになります。さきほど述べたように朝練は6時からだったので、それに間に合うように毎朝5時には起きていました。だから今でも、早起きは全く苦になりません。
それから部活では上下関係も厳しかったので、社会人として恥ずかしくない礼儀作法、マナーを身につけられたのもよかったと思います。目上の人に対するメールの送り方なども、ひと通りわかっていたので、会社に入っても、上下関係などで違和感は全くなかったですね。
あと、これは部活とは直接関係ありませんが、大学時代はひとり暮らしをしていたので、健康管理には気を遣いました。風邪を引いたら部活にも出られなくなるし、仲間に迷惑をかけます。できる限り自力で体調管理して、「いざ風邪を引いたら、すぐ医者に行く!」というのは社会人になった今でも同じ。自力で直そうとしても、時間がかかりますからね。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
僕の場合は、部活の先輩の就活期の動向から、この時期にはもう動き出していたなとか、基本的な流れをなんとなく知ることができました。先輩ではなく同期の仲間とも、「もうどこか選考受けた?」とか「エントリーシート書いた?」など情報交換して、お互いに刺激を与え合えたのがよかったと思います。就活では「自己分析」が大事だと言いますが、仲間たちとの会話で「お前はこうだよ」みたいなことを言い合って、その基礎のようなことはできていましたね。
あとは、いろいろな人の話を聞いて、自分はなにに興味があるのかを知っておくことが大事ですね。「営業」という職種ひとつとっても、みんな同じではありません。当時の僕は、そういうこともわからなかったので、いろいろな人に会って、いろいろな話を聞いていくうちに、自分が向いているもの、向いていないものがわかっていったような気がします。
大学時代は部活一本に打ち込んだ大高さん。お話の端々からも自分の主義主張がはっきりと定まっている、きっぱりとした潔さが感じられますよね。カフェのイベントでお客様を前に「このチョコレートは本当においしいんです!」と熱く魅力を語っている姿が想像できるインタビューでした。
趣味:旅行
特技:陸上競技
就活で受けた企業数:15社程度
就活で志望していた業界:食品メーカー、商社
現在の会社の魅力:幅広い世代に手に取ってもらえる商品がある
文・写真:イマーゴ
取材協力:株式会社 明治