【バイト体験談】作法を学べて着物も着られる! 日本料理屋のバイトって?【学生記者】 2ページ目
■バイトをやっていてつらかったこと
最初は着物を着ることと、慣れることに時間を要しました。とくに着物は動きづらいうえにテキパキと仕事をしなければならず、思い通りに体が動かないことに初めは苦労するでしょう。またお座敷での接客はひざをつくので本当に痛かったです! バイト歴3年の今でもまだ痛いので、常にサポーター(バレーボール選手が使うもの)を履いています。また、メニューの名前は凝ったものが多いため、名前を覚え、かつその名前の意味まで知っておかないといけないのが苦労しました。お客様に料理説明をするとき、ど忘れしてしまうこともよくありました(笑)。
■おすすめポイント
対人能力、協調性、効率性、常識を一気に身に付けることができます。これらは社会にでてからも非常に重要なことだと思います。普段の生活でも活かされることが多いのでかなりお得なバイトです!
■まとめ
バイト選びの際、自分にとって何を優先にすべきかを考えることが重要だと思います。例えば、楽か、やりがいはあるか、時給はどうかという点です。友達から話を聞く限り楽で、やりがいがあって時給が高いバイトは滅多にありません! 自分の中で取捨選択し、バイトに何をもとめているのかを明確にすることが重要です。私の場合、やりがいがある、時給が高い、暇疲れしたくないため程度繁盛している、休みの日に通いやすく家から近い、という判断基準でバイト先を選びました。結果満足しておりバイト歴は3年目に突入しています。
私みたいに一つのことをずっと続けるのもいいですし、たくさんのバイトを経験するのもとてもいいことだと思います。社会人になったら仕事をころころ変えることはできませんよね。いろんなバイトを経験するのは学生の特権ですし、さまざまなスキルやコミュニティーも増えるでしょう。バイトは大学生活の上で核となりうるので、後悔しない選び方でバイト生活を楽しんでみてはいかがですか?
文・ぶんぶん