【クラウドワークスの先輩社員】プロダクトDiv.:小林香菜子さん 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編バイトでの経験を通して「ルールの裏側」を考えるように

▲学生時代の小林さん(下段一番右)

小林さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?


大学の授業の一貫で行った教育実習です。大学付属の小・中学校にそれぞれ1カ月間通いました。授業をすること自体はそんなに難しくないのですが、どうやったら自分が伝えたいことが伝わるんだろうということを、すごく考えさせられました。大人同士だと相手が気持ちを察してくれる場面もあると思うのですが、相手は子供。当たり前ですが自分のやりたいようにやろうとするので、こちらの意図はお構いなしなんですよね。この教育実習の期間を通して、相手に合わせたコミュニケーションの取り方をたくさん考えました。

また、子供たちとの距離感にも悩みましたね。まずは相手を理解するために、授業以外にも休み時間や掃除の時間など、できるだけ長い時間を一緒に過ごすことを心がけていました。とはいえ「先生と生徒」という関係を崩さないことも大事。「友達」になってしまわないよう、近すぎない距離感を保つのが難しかったです。

仕事で役立っている大学時代の経験は?



スターバックスで約4年間アルバイトをして、最終的には後輩を指導するトレーナーを任されました。4年間もバイトを続けると自分自身の業務は手慣れてきますが、教える立場になると、また新しい物事が見えてくるもの。ルールはそれまで「守って当たり前のもの」だと思っていましたが、トレーナーとして教える立場になったことで、なぜそのルールがあるのか、そのルールを守ることによってどんなメリットがあるのか、という裏側まで考えるようになりました。

今の仕事においても、新機能をどう作るか、ということ以上に大事なのが「なぜ作るか」という部分。ユーザーの心理はどうか、この機能を作った結果、ユーザーにどんなメリットがあるのか……と裏の部分を意識することができているのは、大学時代のバイトで考え抜いた経験が役立っているんだと思います。


就活前にやっておいたほうがいいことは?


大学生って、育ってきた環境や今いる場所から、ある程度やりたいことが定まってきている時期だと思います。でも、直感で興味を持った分野には少しでもトライしてみるべきではないでしょうか。私自身も就職活動のとき、直感で動いたことが結果的にいい方向につながっているので。そもそも「会社に入って働かなきゃいけない」とか、「大学時代になにかチャレンジしなきゃいけない」ということに縛られる必要もないので、「しなきゃいけない」で考えすぎず、自分が楽しいと思う方向に進んでみてください。


教育学部での教育実習に、バイトでのトレーナー経験。教えることを通して「伝える」ことの大切さを考えてきた小林さん。現在の業務に携わる中でも「伝える」ことの難しさとやりがいを日々実感しているようですね。

DATA
趣味:インテリアや家の間取りを見る、漫画を読む、映画を観る
特技:特別得意なことはないのですが、器用貧乏なことが長所でしょうか。あとは、人に教えることは得意だと思います
就活で受けた企業数: 10~15社程度
就活で志望していた業界:インテリア・内装関係、アパレル・小売などVMDができる企業
現在の会社の魅力:フランクに相談できる環境・チャンスがたくさんあること・裁量権が大きいこと・事業や環境の変化が大きく常に新しいものや価値観が受容されること

文・田本麻未(M-3)
写真・宇田川大輔(M-3)
取材協力:株式会社クラウドワークス

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