【クラウドワークスの先輩社員】ビジネスディベロップメントDiv.:上田愛奈さん 2ページ目
▲専門学校時代の上田さん
上田さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?
大学の時は工学部だったんですが、高度なプログラミングの授業はなかなか頭に入ってこなくて。唯一楽しかったのがWeb制作の授業でした。中高時代にブログやオンラインチャットに熱中していたとこのことを思い出し、「もっと勉強してみたい」 という感覚が湧いてきて、そこだけすごく力を入れて勉強していました。プライベートでも家族がHPを作ってほしいというので、自分でHTMLやCSSをいじって制作してみたり……なにか新しいものを作る楽しさを感じたのは、その当時かもしれません。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
大学時代というよりも、大学卒業後に映像制作の勉強をしたいと思って通った2年間の専門学校時代の経験が、より実務で生かされていると感じます。たとえば授業の一貫で、実際にインディーズバンドに声をかけてミュージックビデオを制作したことがあって。私はプロデューサー役を与えられたのですが、具体的な構成を考える前のコンセプトの立て方や、クライアントへのヒアリングの仕方、予算管理といったことまで、かなり実務に近い体験をさせてもらえました。これは仕事に取り掛かる前に、まず全体のフローを把握するといった点で、現在の仕事にも通ずるところがあるように思います。
MVのディレクションの段階に入ると、エキストラを募集して配役する立ち回りをしました。今思うと適材適所に人をキャスティングするという意味では、現在の人材マッチングサービスに近いことをやっていたのかもしれませんね。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
私の経験からみなさんにお伝えできるとしたら、なにか興味のあることを1つでも見つけること。そのためには、とりあえず数をこなしてみることも大事です。もうすでにやりたいことが定まっている方も、自分の本質はもしかしたら別のところに隠れているかもしれないと思って、学生時代のうちに少しでも視野を広げてみるのがいいと思います。
上田さんはWebディレクター職を離れた今も、「クラウドワークス」を活用してWeb制作の仕事を受注し、副業にしているそう。しかも、それがリフレッシュになっているというから、まさに「仕事を楽しんでいる」と言えるでしょう。
そんな上田さんですが、仕事好きになったのは社会人になってからだそう。学生時代は特別なキャリア志向もなく、これといった希望職種もなかったと語ります。まだやりたいことが見つからない学生のみなさんも、焦らずに経験値を貯めていくことができれば、上田さんのようにいつか学生時代に取り組んだことが社会人としてのキャリアにつながっていくかもしれませんね。
趣味:ダイビング、検索
特技:周りにいる人のモノマネ
就活で受けた企業数:20社
就活で志望していた業界:IT・モバイル業界、広告業界
現在の会社の魅力:発信者が自ら挑戦できる、決断が早い
文・田本麻未(M-3)
写真・宇田川大輔(M-3)
取材協力:株式会社クラウドワークス